昨夜は薄雲が次々と通過するような天気だったが、その雲間から何とか木星を撮影することが出来た。
木星の撮影は、今年1月9日以来、約8ヶ月ぶりとなる。
夏頃から早朝に見る事が出来ていたが、なかなか拡大撮影をする機会が無かった。今期初の撮影だが、今回は大赤斑が見えない時間帯となったのが残念だ。
現在、木星の赤緯は21度51分と高く、高度が上がるのが速い。
高度が高いのは観望にしても撮影にしても良いことではあるが、ベランダからだと高度が上がりすぎると見えなくなってしまう。現在、南中時は77度程度まで上がってしまい、完全に見えない。
そのため、撮影できる時間帯がかなり限定されてきている。
ここしばらくは、遠征時にも惑星撮影の用意をしていった方が良さそうだ(荷物は増えてしまうが)。
逆に、土星のように低すぎるのも問題があるので、やはり天の赤道付近にいてくれるのが丁度良い感じだ。
コメント