冬本番の寒さだが、夏場の運用を考えてカラー冷却CMOSカメラ「ASI294MC Pro」を導入した。 ひとまずEOSマウントのアダプターで、William Opticsフラットナーレデューサー4に取付けてみた。
これまで惑星向けにDFK21AU618.ASは使ってきたが、この手のCMOSカメラは初めて使うので、使い方がまだ良く分からない。 とりあえず動作確認のため上の画像のカメラ+レデューサーをFLT98CFに取付けて赤道儀に載せ、オートガイド無し、フラット無し、ダーク無しで、SharpCap3.2でLive Stackingしてみた。なお、光害地なのでEOSマウントアダプターにLPS-P2(48mm)を付けている。冷却温度は0℃。
下はGain390, 8sec x 77フレーム(616sec)のスタッキング結果そのまま。対象はM42。
ステライメージとPhotoshopで軽く処理すると下のようになった。
マイクロフォーサーズサイズではあるが、やはりかなりの周辺減光。さすがに光害地のLPS-P2使用でフラット処理無しは厳しい。色ムラも生じており手作業では補正しきれない。 しかし中央部はたった10分露出にしてはなかなか良い写りだと思う。ちゃんとフラット撮影しておけば良かった。また、中央部に収まる惑星状星雲とか小さめの銀河ならフラット無しでもいけそう。 これからぼちぼち使いこなしていきたい。
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