NGC281 パックマン星雲(光害地・月明有り)

NGC281 パックマン星雲
NGC281 パックマン星雲 (カシオペア座の散光星雲・視直径35′)
  • 【環境】2019/11/8 23:49 – 2019/11/9 1:56/兵庫県明石市/気温 9℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.9(月齢11.5の月明有り)
  • 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 36コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
  • 【処理法】
    • ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
    • FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
    • Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
    • 2×2ソフトビニング、800ピクセルx800ピクセルの領域を切り出し

2019/11/8の夜に光害地の自宅で撮影したNGC281(パックマン星雲)の画像を処理した。

パックマン星雲はカシオペア座にある散光星雲(HII領域)で、比較的明るく、広角レンズの星野撮影でも存在がわかる。

パックマン星雲(NGC281)の位置
パックマン星雲(NGC281)の位置

「パックマン」の名前は、ゲームキャラであるパックマンに似ているからだそうだ。

今回の撮影時には光害に加えて月齢11.5の月が南天にあったが、明るめの散光星雲であるパックマン星雲はQuad BPフィルター使用のおかげで良く写ってくれた。

パックマンの口に相当する切り欠きの部分が、散光星雲の手前にある暗黒星雲であることもわかる。

また、星雲の中にはグロビュールが点在しており、わし星雲(M16)中心部の「創造の柱」のような構造も確認できる。

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