- 【環境】2020/8/14 20:19 – 20:55／兵庫県明石市／気温 31℃／光害レベル：SQM-L測定値=18.4
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4（約490mm F5）／LPS-P2フィルター ＋ ZWO IR/UVカットフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀／D=50mm F4ガイド鏡／Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.84／ <ガイド>PHD2／ <処理>（下記の通り）
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン121・120sec x 19コマ／PHD2によるオートガイド
- 【処理法】
- ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
- FlatAideProによるシェーディング補正
- DeppSkyStackerによる彗星核基準の加算平均
- Photoshop CC、ステライメージ8による調整
- ノイズ低減にDeNoise AIとDefine使用
- 3×3ソフトビニング、トリミング
ステラナビゲータのデータでは8.0等級と、すっかり暗くなったネオワイズ彗星（C/2020 F3）を、光害地の自宅から撮影した。
撮影した画像一コマだけでは核の部分しか見えないが、19コマ加算平均すると、淡く広がった尾をなんとかあぶり出すことが出来た。
8等級でここまでの尾を確認できる彗星もあまりないかと思う。最盛期に悪天候続きでほとんど見えなかったのが残念。
なお、フィルターはLPS-P2を用いているが、淡い尾をもう少し光害からすくい上げたいところ。彗星はいつ大きいのが来るかわからないので、今後に備えてComet BPフィルターでも買っておくか検討中。
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