- 【環境】2022/10/30 21:04 – 10/31 0:50/兵庫県明石市/気温 14℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.6
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Quad BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】AZ-GTi赤道儀モード/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/180sec x 68コマ(204分)
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
- 後処理(ノンリニア):PixInsight・ステライメージ9・Photoshop
- 2×2ソフトビニング・トリミング有り
光害地の自宅で撮影した、ケフェウス座の大きな散光星雲IC1396。
昨年から今年はR200SS+エクステンダーPHでマイナーな系外銀河ばかり撮影していたので、小口径のBORG71FLとAZ-GTiによる撮影をほとんどしていなかった。そこで10月末に久しぶりにこのセットを使ってみた。まず試し撮りとしてコートハンガー星団を撮影し、そのあとこのIC1396を本格的に撮影した。
上端で半分切れている輝星は「ガーネットスター」だが、白く飛んでしまっている。その周辺にはゴーストが出ているが、これをトリミングすると星雲も切れてしまうのであえて残している。ちょっと見苦しいかも。
星雲の内部では暗黒星雲が入り組んでおり、有名な「象の鼻星雲(vdB142)」も確認できる。
光害地での撮影なのでQuad BPフィルターを用いているが、いつものことながらQuad BPフィルターとASI294MC Proカラーカメラの組み合わせは独特の色になる。中心付近では黄色が強く周辺部は赤が強くなっている。一方、比較対象として遠征地で天体改造デジカメにてノーフィルターで撮った画像を見ると、この星雲はほぼ赤色だった。
(この上の記事の画像はちょうど10年前の撮影だが、ミニボーグ60EDをオートガイドするのに同じ口径の6cmガイド鏡を使っているところなどに時代を感じる)
この星雲のSAO撮影画像をWEBで検索すると中央部と周辺部では異なる色になっているものがほとんどなので、ワンショットカラーでもナローバンドフィルターを使うとそのような波長成分の違いが明確に出てくるのだろうと思う。個人的には変わった配色で面白いと思うので、嫌いではない。
なおこの星雲の位置は下図の通り。
コメント