- 【環境】2023/12/4 18:22 – 18:50/兵庫県明石市/気温10℃/光害レベル:SQM-L測定値17.5
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/60sec x 28コマ
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE
- ステライメージ9:彗星核基準・加算平均
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- トリミング有り
現在、周期彗星12P/ポンス・ブルックスがこと座でベガと接近している(下図参照)。
昨日は夕方から快晴だったのでBORG71FLで撮影してみた。ステラナビゲータでの光度は8.7等なので、それほど明るいわけではない。光害地で高度40度以下になるのでSQM値が17.5と悪め。そのためか4cm8倍の双眼鏡では見えなかった。
撮影してみてもシミのようにしか写らなかったが、60秒×28分間の画像を彗星核基準で合成して加工すると、何とか彗星らしい緑色のボヤっとした姿が浮かび上がった。少し尾のような広がりも見える。
ベガへの最接近は12/6頃で、そのあと光度を上げながら、はくちょう座方面へ移動する。ただ、高度は下がっていくので、街中での撮影は厳しくなりそう。
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