- 【環境】2024/6/13 20:18 ~ 21:20 / 兵庫県明石市/気温 26℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.7(月齢7の月明あり)
- 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 3.0/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・120sec x 32コマ(合計64分)/PHD2によるオートガイド
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 彗星核基準加算平均合成・67%に縮小・対象付近を切り出し
昨夜、光害地の自宅から撮影した、C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星。
今年は梅雨入りが平年より遅れ気味で晴れの天気が続いているが、晴れと言っても快晴の日は少なく、常に薄い雲が掛かっている日がずっと継続していた。しかし昨日は夕方から珍しく快晴になったので、久しぶりに彗星の撮影を行った。
だが、せっかくの晴れなのに運悪く、月齢7の月が彗星の近くにいた。
光害地なので普段から月の影響は相対的に少ないが、さすがにこれだけ近くにいると、背景がかなり明るくなってしまう。それでも短めで太い尾がしっかり写ってくれた。まだ9等級でこれだけはっきりした尾が見えるので、この先が期待できる。
ただ、これから梅雨に入り天候が悪くなるとともに、夕方の彗星高度はどんどん下がっていく。7月半ばの光度がまだ8等級程度なので、かなり撮影しにくいと思う。やはり本番の10月を待つしかない。
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