また大きめの黒点が現れてきているようだ。
下の画像は先日の太陽撮影と同じく、Acuter Optics トラバース経緯台を使って撮影したもの。ただしカメラをPentax KPに替えている。
経緯台での撮影なので、上が北ではない(地平線が左右方向になる)。
- 鏡筒:ミニボーグ60ED + 1.4×テレコンバーターDG(490mm, F7.8)
- 減光フィルター:ND400 + ND16 + ND4 (減光率 1/25600)
- カメラ:Pentax KP
- ISO100, 1/6000sec.
- Photoshopで現像、調整、ピクセル等倍で切り出し。
下の画像はさらに黒点付近を切り出したもの。
いちばん大きな黒点群は、NOAAの活動領域 13712。
エクステンダーを付けても焦点距離が490mmしかないので、ピクセル等倍でこの程度。大きめの黒点でもあまり迫力がない。トラバースに載せられるぐらい軽くて、もっと焦点距離が長い鏡筒は持っていない。さらにエクステンダーを重ねて付けるか、9cmマクストフカセグレンあたりを買うしかない。MAK90などは安くて評判が良いので、衝動買いするかもしれない。トラバースは安くてお得だったので買ってしまったが、それにつられて色々買い足していると結構な金額になる。典型的な巻き餌機材と思う。
それから今回も動画を撮影したのだが、ボヤけてしまってあまり良くなかった。Pentax KPの動画は最大解像度でもFULL HD(1920×1080)なのでピクセル等倍ではないし、60pが使えず60iになる。これならば、EOS 60Daのクロップモード(ピクセル等倍640×480, 60p)の方が良かった。今の最新カメラで、ピクセル等倍クロップで動画撮影出来るものは何かあるのだろうか?
一番良いのは天体用CMOSカメラを使いクロップ撮影すること。例えば手持ちではASI183MC Proならピクセルサイズが2.4μmなので、一眼カメラに比べてかなりの高解像度になる。しかしそうなるとパソコンの使用とケーブル接続が必要になり、あまりお手軽ではなくなるのが難点。
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