- 【環境】2024/11/13 0:15 ~ 2:10(UTC +11:00) / オーストラリア サイディング・スプリング/気温 不明/光害レベル:不明(月齢11の月明あり)
- 【光学系】RA501: Dall-Kirkham Astrograph D=510mm, f=2259mm (F4.4)
- 【カメラ】FLI PL-09000
- 【架台・ガイド】Planewave Ascension 200HR赤道儀:恒星時追尾・オートガイド無し
- 【ソフトウェア】MaxIm DL Version 6.30
- 【撮影法】センサー温度 -25℃
- SII:300sec. x 9コマ、 Ha:300sec. x 6コマ、OIII:300sec. x 6コマ、
- 【処理法】
- 前処理(リニア):
- 画像キャリブレーション(ダーク・フラット補正)は撮影サービス側で実施。
- PixInsight: DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator, NB Colour Mapper
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 50%に縮小
先日、リコーのリモート天体撮影サービスにて、オーストラリアの51cm望遠鏡で「タランチュラ星雲」を撮影してSHO処理した。
単にSHO合成しただけではほぼ緑色になってしまうため、色の調整などを行ってみたが、やはりHαが赤色でないのは違和感がある。それは緑色を青色に変えてみたところで同じだった。
そこで今回はPixInsightでNB Colour Mapperを用いて、SIIにオレンジ色、Hαに赤紫色、OIIIに青色を割り当てた。その結果が上の画像で、見慣れた感じの赤色の散光星雲となった。ただしSIIのオレンジ色がほとんど出ず、結局HとOだけのHOO合成のようになった。SIIの露光時間は他の二つの1.5倍かけているのだが、それでも淡い。これなら最初からHとOだけにして、その2つにレンタル時間を割り当てた方が良かったかもしれない。
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