NGC6820 & NGC6830

NGC6820&6830
こぎつね座の散光星雲NGC6820と散開星団NGC6830
  • 【環境】2025/10/17/兵庫県明石市/気温25℃/光害レベル:SQM-L測定値18.5
  • 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】AZ-GTi赤道儀モード/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
  • 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/180sec x 31コマ(93分)
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, SPCC, BXT ,NXT, MGC, MAS
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ10・Photoshop
    • 50%に縮小・トリミング有り

光害地の自宅から撮影した、こぎつね座の散光星雲NGC6820(Sh2-86)と散開星団NGC6830。

画面右側の赤い散光星雲がNGC6820(Sh2-86)で、それには散開星団NGC6823が重なっている。また画面左側には散開星団NGC6830がある(下図参照)。

散光星雲NGC6820, 散開星団NGC6823, NGC6830

この領域は夏の天の川の真ん中に位置していて、赤い散光星雲が画面全体に広く薄く分布している様子がわかる。画面を左上から右下に横切る暗い部分は、天の川中央の暗黒帯。

位置は下図の通り。

NGC6820, 6830の位置

有名な「あれい星雲」も近くにある。

散光星雲NGC6820の部分を拡大してみると、M16の「創造の柱」に似た暗黒星雲が棒状に伸びているのがわかる。

散光星雲NGC6820(Sh2-86)

この詳細は以前R200SS+エクステンダーPHのf=1120mmで撮影していた。

この散光星雲Sh2-86には散開星団NGC6823が重なっており、いっかくじゅう座のバラ星雲に似た様子となっている。


いつものことだが、光害地の画像処理は背景の色ムラが大きく修正に苦労する。ただ今回はPixInsightのMGC(Multiscale Gradient Correction)を使ったため、これまでよりは幾分か楽になった。手動で補正していると、星雲なのか背景の色ムラなのか判別できない状態に陥ることが多いが、今回はMGCにより妥当な処理になったと思う。SQL18台の光害地でこの程度まで淡い星雲の分布を出せるようになったのは、フィルターと画像処理ソフトの進歩のおかげ。

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