
- 【環境】2025/11/12 / オーストラリア サイディング・スプリング/気温 不明/光害レベル:不明
- 【光学系】RA501: Dall-Kirkham Astrograph D=510mm, f=2259mm (F4.4)
- 【カメラ】Player One ZEUS 455M PRO
- 【架台・ガイド】
- 【ソフトウェア】MaxIm DL Version 6.30
- 【撮影法】センサー温度 -10℃, GAIN=125, OFFSET=25
- R(BIN2):180sec x10(30分), G(BIN2):180sec x10(30分), B(BIN2):180sec x10(30分),
- L(BIN2):180sec x25(75分), H(BIN2):180sec x22(66分)
- 【処理法】
- PixInsight: LRGB合成, BlurXTerminator, NoiseXTerminator, Masked streach, HαはCombineHaWithRGBで合成
- ステライメージ10・Photoshop
- 33%に縮小・トリミングあり
「TASC-onリコリモ」による、とも座の彗星状グロビュールCG4。これはバラ星雲などでも見かけられるように、HII領域に発生する「ボック・グロビュール」と同じもので、ガスや塵が高密度で集まっており、暗黒星雲として観測される。尾を伸ばした彗星に似た形状から彗星状グロビュールと呼ばれている。
このCG4については、伸ばされた手のような形をしているので「神の手」と言われている。ただ、神というよりは怪物にしか見えない。画面右側のモヤモヤとした星雲が怪物の本体で、青く明るい恒星が眼のように見える。そこから伸ばされた手は、蛇が口を開けているようにも見える。いずれにしても少し気持ち悪い。
手が伸びる先には長細い系外銀河があり、それを掴もうとしているように見える。下の画像はその部分の拡大切り出し。

これは光度14.6等で長径3分角程度の小さなPGC銀河。
位置は下図の通り。

カノープスよりも北に位置しているので、理論的には日本からも見えるが、高度が低く撮影は困難と思われる。
さて、今回の画像処理はLRGB合成を行ったうえで、さらにPixInsightのスクリプトであるCombineHaWithRGBを用いてHαを合成した。このとき、LRGB画像とHα画像はStarNetで星を消したうえで合成した。星はLRGB画像から分離しておいた分を後からPhotoshopでスクリーン合成している。
今回の元データはR,G,Bがそれぞれ30分ずつで、Lが75分とLが結構長め。そのためRGBではなくLRGB合成とした。一応確認のため、RGB画像をモノクロ化したものと、L画像(RGB画像のモノクロ化でリニアフィット済み)を比べると、L画像の方がやや滑らかだったため、LRGB合成を行うことにした。



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