- 場所:兵庫県神戸市、舞子公園
- 日時:2024/10/13 18:37 – 18:39
- カメラ:Pentax KP
- レンズ:XRリケノン 135mm F2.8 -F4.0
- 撮影条件:三脚固定, ISO1600, 6.0sec. x 16コマ
- Lightroomで現像、ステライメージで彗星核基準加算平均合成、Photoshopで調整
夕空に回った紫金山・アトラス彗星を、2024/10/12は淡路島で撮影したが、10/13は近場の舞子公園(明石海峡大橋の下あたり)で撮影した。
日の入りの撮影はもう不要かと思ったので、日没後に現地に着くと、海沿いには彗星目的の人がいっぱいいて、三脚が立ち並んでいた。なんとか空いている場所に入って三脚を立て撮影準備をした。
雲は低空に少しあるが、何とか見えそう。しばらく待っていると金星が見え、つづいて双眼鏡にて彗星がシミのように見え始めた。そこから先は、空が暗くなるにつれて彗星の尾もどんどん明るくなり、双眼鏡だけではなく、ついに肉眼でも見えるようになった。試しに自分のカメラ性能今一つの安物スマホで撮影してみたが、なんとか写った。
SNSでは高級スマホで撮影した画像たくさん出回っていて、それらはもっときれいに写っていてビックリするが、自分の安物スマホではこの程度。しかし、縦長の白い筋がボヤっと見えるのは、肉眼で見た感じに近いと思う。街中で肉眼で見えるというのは、期待以上で素晴らしい。
肉眼で見えるのだから、当然カメラのライブビューでも長い尾がはっきり見えた。
撮影についてはスタックを前提にして、10枚から20枚の連続撮影を何回か行った。時間が経過して空が暗くなるほど尾が良く写るが、彗星の高度が下がってきて大気の減光で暗くなるのでバランスが難しい。冒頭の画像は核が低空の雲に隠される直前のタイミングで、これが最も尾の写りが良かった。
下の画像はそれよりも早い段階のもの。雲による邪魔は無いが、尾の淡い部分の写りは良くない。
上の画像、彗星核の下側、時計の5時方向にアンチテイルが出ているように見える。
そして、ついに核の部分が低空の雲に入ってしまったので、これにて終了。
コメント