NGC6905 ブルーフラッシュ星雲

NGC6905 ブルーフラッシュ星雲
NGC6905 ブルーフラッシュ星雲(いるか座の惑星状星雲・光度12等・視直径1.7’)
  • 【環境】2021/10/14 21:01 ~ 23:04 / 兵庫県明石市/気温 20℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.3(月齢8.1の月明あり)
  • 【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.88/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・オフセット30・60sec x 111コマ(合計111分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, SPCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ10・Photoshop
    • ピクセル等倍・トリミングあり

光害地の自宅から撮影した、いるか座の惑星状星雲NGC6905「ブルーフラッシュ星雲」。

撮影は4年以上前で、画像処理をしないまま保管していたものにやっと手を付けた。視直径が2分角以下と小さいため、撮影にはミューロン180Cを使用した。この鏡筒は純正レデューサーを付けてもF10と暗いので、輝度の高い惑星状星雲向きといえる。また月齢8.1の月があったが、惑星状星雲は輝度が高いため、比較的撮影しやすい。

ブルーフラッシュ星雲の位置は下図の通り、いるか座、や座、こぎつね座の境界付近にある。。

NGC6905 ブルーフラッシュ星雲の位置

Blue flash(青い閃光)の名前がついており、形状はその通りの印象をしている。外形はラグビーボールのようなとがった楕円形をしており、中央の明るい部分、端の淡い部分の両方に濃淡の模様が見える。その様子はきれいに磨かれた鉱石のようでもある。惑星状星雲は小さくて撮影には苦労するが、様々な色や形のものがあり、次々とコレクションしたくなってくる。

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