- 【環境】2011/7/10 1:26 – /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:20℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.9
- 【光学系】EF100mm F2.8L マクロ IS USM / F2.8開放
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 120sec x 9コマ
- 【処理法】:
- RAP2, Lightroom3, ステライメージ6, Photoshop CS5
- 4×4 ソフトビニング後、更に縮小(トリミング無し)
7月9日の夜(7月10日未明)に砥峰高原で撮影した、いて座付近の星雲星団の画像を処理した。
これは、無改造のKissX2にEF100mm F2.8Lマクロを付け、スカイメモRでISO800・120秒のノータッチ撮影を行い、それを9コマコンポジットしたものである。
EF100mm F2.8Lマクロの星像は以前にピクセル等倍で検証したが、F2.8の開放でもほぼ問題なく使えそうだ。
スカイメモでのノータッチ撮影では、とにかく明るいレンズで露出を短時間で済ませなければならないが、100mmの単焦点カメラレンズでF2.8というのは、それほど明るい方ではない。100mmなら本当はF2.0は欲しいところだし、実際に「EF100mm F2」がこの半額ぐらいで販売されている。しかし、Lレンズでマクロレンズということで、星像に期待し、あえて暗い方のレンズを購入したので、やはり星像は良くないと困る。
カメラの方は無改造機なので、星雲はやはり写りにくい。光害や薄雲によるカブリもあって、あまり強い処理は出来なかったので、バンビの首飾りなども、うっすら存在が分かる程度にとどまった。
それから、M16が写野に入っていなかったのも残念。
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