2011/8/6 砥峰高原

昨夜、GPVでは雲が多そうだったが、気象庁の分布予報では一応晴れだったので、とりあえず砥峰高原へ向かった。

現地に着いてみると、やはり薄雲が広がっており写真撮影は厳しい状況であった。しかし一応天の川が見えたので状況が好転することを期待し、とりあえずスカイメモRを出して雲が薄い所を狙って撮影を開始した。

なお、今回の画像は全てRAP2によるダーク減算(フラット補正無し)、LR3による現像、ステライメージ、PSCS5による画像処理となっている。

まずは広角で定番の「夏の大三角」

夏の大三角
  • Kiss X2(無改造)
  • タムロンA16 17mm F3.5
  • スカイメモRによるノータッチ撮影
  • ISO800 180sec. x5コマコンポジット

薄雲のため、ソフトフィルターを使っていないのに輝星が大きく写っている。

次にレンズを100mmに交換し、網状星雲付近を撮影してみた。

網状星雲付近
網状星雲付近
  • Kiss X2(無改造)
  • EF100mm F2.8L マクロ IS USM F2.8開放
  • スカイメモRによるノータッチ撮影
  • ISO800 180sec. x4コマコンポジット

しかし撮影中にどんどん雲が厚くなっていき、まともな写りにならなかった。撮影コマ数も4コマ止まりで、フラット補正などの本格的な処理は見送り。

星雲は無理そうだし、ソフトフィルター無しでも輝星がぼやけて写るなら、星座を撮るしかないかと思い、小さな星座を2つ撮影してみた。

いるか座
いるか座
  • Kiss X2(無改造)
  • EF100mm F2.8L マクロ IS USM F2.8開放
  • スカイメモRによるノータッチ撮影
  • ISO800 60sec. x1コマのみ

こと座
こと座
  • Kiss X2(無改造)
  • EF100mm F2.8L マクロ IS USM F2.8開放
  • スカイメモRによるノータッチ撮影
  • ISO800 60sec. x1コマのみ

また、SE2赤道儀とミニボーグ60EDによるオートガイド・直焦点撮影の方も機材を設置し、網状星雲を撮影したが、これも雲のために全然ダメだった。

  • Kiss X2(IDAS改造)
  • ミニボーグ60ED + レデューサー 0.85xDG
  • SE2赤道儀によるオートガイド撮影
  • ISO800 300sec. x1コマのみ

今回は中途半端に晴れたので、早い内にあきらめて帰ることも出来ず、疲れた割にはあまり成果のない結果となった。

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