「デジカメ星空診断」による光害調査だが、4月初旬の砥峰高原でのテストに続き、先日訪れた「さじアストロパーク」で撮影した画像をテスト投稿した。
日時は、2011年5月4日0時59分。
快晴だが黄砂が酷いため、透明度が悪くかすんだ状態。
結果は、
21.0 (等級/平方秒角)
となった(デジカメ星空診断のNo.00006)。
一方、デジカメ撮影と同時にSQM-Lで10回測定した結果は
平均 = 21.25、標準偏差 = 0.04 (等級/平方秒角)
であった。
SQM-Lによる測定値はデジカメより0.25高い(暗い)値となったが、これは先日の砥峰高原でのテスト結果における両者の差とほぼ同じとなった(砥峰では、SQM-Lのほうが0.24暗い)。また、SQM-Lの標準偏差も同等であった。
この差については、SQM-Lとデジカメという2種類の測定方法による差以外にも、私の所有するデジカメ(Kiss X2)やSQM-Lの個体による差も含まれている。したがって、両方法による差についてはまだなんとも言えない。ただ、0.25程度の差というのは比較的小さいのではないだろうか。
今後も機会があれば継続して測定していきたい。
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