先日、「bahtinovマスクが日本国内で販売開始」という記事を書いたが、私は既にOHPフィルムで作ってしまったので、購入する必要はあまり無いかも、と思っていた。
しかし以前に、「ケンドリック社製なので国際光器さんが扱ってくれたらいいのに・・・」とか書いたので、やはりここは一つぐらい買って試してみるべきだろう、ということで、「90mm~105mmクラス鏡筒用(BM6006)」を国際光器さんの通販で購入してみた。
材質は塩化ビニール系の柔らかい素材だそうで、多少曲げられてもすぐに割れたりはしないようだ。
鏡筒の先には3点のラバーバンパーで付けるが、これは固定というよりは載せる感じだ。
(↑)自作のマスクとの比較。自作品の正式版は車に積んだままなので、ちょっと作りが汚い試作品。
同じ100mmクラス用でも、スリットの幅がかなり違う。
早速FLT98(D=98mm,f=618mm)に付けて、Kiss X2のライブビューで確認してみた。
手頃な1等星が見あたらなかったので、2等星を入れて、拡大を最大にしてみた。
ライブビューで見た感じ(↑)では、自作品とかなり違う感じになる。これはスリット幅の違いだろうか。
ライブビューでピント合わせする場合は、やはり1等星でないと光条が見にくい。
撮影してみると(↑)、両方とも光条がはっきりする。ただし、中心部の明るさと光条の出方が違う。
なお、こちらのサイトのジェネレータで、同じD=98mmに対して、F=618mmとf=900mmの違いを比較してみた。
焦点距離が短いほうが、スリット幅が細くなるようだ。FLT98は100mmクラスにしては短焦点なので、スリットが細目の方が良いのかもしれない。
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