このところ晴れても透明度の悪い白っぽい空になることが多かったが、昨日(日曜日)の午後は、午前中ずっとかかっていた薄雲が去って快晴となり、久しぶりに「青い」空を見る事が出来た。
できればこのような日曜の午後ではなく、もう半日早く土曜の夜に晴れて欲しかった。
と、愚痴を言っていても仕方がないので、青空にくっきりと浮かぶ月(月齢5.4)を撮影してみた。
手っ取り早く撮影する為、赤道儀ではなくポルタにFLT98を載せ、フリップミラーを介してKissX2を取り付けた。このようなときに手軽にポルタに載せられるのは、軽量コンパクトなFLT98の利点であると思う。
手こずったのがピント合わせである。ライブビューの10倍拡大でピント合わせを行ったが、昼間の月はコントラストが低く、どうもピントが合わせにくい。地上の遠景で合わせようとしたが、熱気のせいで地上付近はユラユラとゆれて全く合わせられない。結局、月のクレーターの中で現在最もコントラストが高く見える「プロクロス」で何とか合わせた。また、露出はスポット測光でカメラ任せとした。
- 2009/6/28 14:57
- W.O.FLT98 / KissX2
- ISO100 Avモード自動露出(1/500sec)
- 50%に縮小後、月の周りだけを切り出し。
シャープ処理をした後、見た印象に近づけるために彩度を若干アップしている。本当はカメラが出力したままの画像が現実に近いのだろうが、久しぶりに見た青空の印象がかなり強かったので、その気持ちの分?上乗せした。
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