- 2008-10-12 18:57:00
- Panasonic LUMIX DMC-TZ3
- 5mm F3.3 / 60sec. / ISO100
- 固定撮影
- ステライメージによる処理
- 観望会待ちの時間に、コンパクトデジカメの星空モードで撮影。
- 天文台の上がへびつかい座、画面左側が、いて座(南斗六星)と木星(一番明るい星)。
昨日はA(2)さん、A(3)さんと共に、西はりま天文台の観望会に参加した。ここの観望会は、毎週日曜日には予約無しで参加できるが、普段は次の日が仕事&学校なので参加しにくかった。しかし今回は翌日が祝日なので参加するチャンスである。そう思って夕方現地に行ってみると、同じように考える人が多いのか、かなりの人出であった(150人ぐらいいたそうだ)。
ここの観望会に参加する目当ては、公開望遠鏡としては世界最大口径(2m)の「なゆた」である。研究者用では他にも大口径の望遠鏡はある(例えば「すばる」)が、一般観望用としては最大とのことである。今回は月があるので、観望対象は木星と月面であった。
さて、観望開始直前はきれいに晴れていたが、順番待ちをしているうちにだんだん曇り始め、木星観望の順番が回ってきたときは薄雲を通しての観望となってしまった。しかし、さすが2m。雲を通しても倍率が高くても明るく見える。縞もみえるが雲の影響か、ぼんやりしている。模様の細かさでは、先月「星をもとめて」で見たTMBの15cmの方が良く見えた。やはり2mでも雲には勝てないようである。2週目では月面を見せてもらったが、このときはちょうど雲が切れていたので、細かなところまではっきり見えた。人数が多いためか、木星と月を見たところで終わりであった。どうも2mの威力を実感できなかったので、次はぜひ系外銀河や球状星団が見たいと思う。
なお、なゆた望遠鏡は主鏡再メッキとメンテナンスのため2009年1月~3月頃まで運用を休止するそうだ。
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