天体写真をデジカメで撮ることによって一般的になった手法として、先日試してみた「比較(明)」合成があるが、「動画」についても同様だと思う。連続で撮影した画像をパソコンでパラパラ漫画のようにつなぎ合わせると、星が動く動画になる。今回は、冬の大三角の光跡を撮るのに使った画像を流用して動画を作成してみた。そのため画像が縦長であり、動画としては少々見づらくなってしまった。やはり動画は横長で見るのに慣れているからであろう。
とりあえず作ってみて思ったのは、静止画では邪魔になるだけの雲があまり気にならない点である。、雲がなければ星の日周運動だけで単調であるので、むしろ良いアクセントになっている(といっても、あまり多いと星が見えなくなってしまうが)。
例えば遠征に出かけたときに、ガイド撮影が出来ないぐらい雲が次々流れてきた場合には、あきらめず、この手の撮影に切り替えると無駄足にならずに済むと思う。今回は光害もあり、おまけに20分弱・50数枚と短時間であったのであまり見栄えの良いものではなかった。また光害の少ない遠征先で程よく曇ったとき(?)に試してみたい。
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