- 【環境】2013/12/1 0:31 – 12/2 2:52/兵庫県神河町大河内高原/気温 -1℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.1
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>EOS Utility<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO1600, 300sec x 27コマ
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom 5.3による現像、ステライメージ7で加算平均、ステライメージ7、Photoshop CCで調整。
昨年11月30日に大河内高原で撮影していた、カシオペア座の散光星雲IC1805(ハート星雲)の画像を処理した。
この画像は構図が良くなかったので放置したままになっていたが、それももったいないので、とりあえず処理してみた。
焦点距離約500mmにAPS-C(x1.6)のEOS60Daなので、画面からはみ出すのは分かっていて、その上で中心部分のアップを狙ったが、どうも構図が良くなかった。
下図の黄色枠のように、ハートの先端部分(IC1705)を入れるか、もしくは2コマのモザイクにするべきだったと思う(星図は株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しました)。
なお、今回のダーク・フラット処理はいつも通り「RStacker」を用いたが、Windows版ではなく、Linux(Mono)版を用いてみた。Monoというのは良く知らなかったのだが、.NET Framework互換環境とのこと。
これはまだ試作版だが、とりあえずちゃんと処理できているようだ。といっても、私はLinuxマシンを持っていないので、Windows7上のVMware非商用版にDebian7.2.0を入れ、その上で動作させた。ただし、標準インストールしただけのDebianでは色々足りなかったようで、最初は動作せず、Mono関連と思われるソフトをアプリの管理ツールで適当に入れたら動作するようになった。
Windowsがあるなら特にLinux版を使うまでもないのだが、このMono環境はMacOS Xでも動作するので、Macでも使えるかもしれないとのこと。しかし残念ながら、私はMacも持っていないので、テストできない。
コメント