標準・広角レンズ

惑星

水星とレグルスの接近

先週末は台風、今週の平日は好天続きだが、平日なので夜更かしができないという巡り合わせの悪さで、ほとんど何も出来ない日が続いていた。しかし、今日の夜明け前に水星とレグルスの接近を見る事が出来た。明け方東天の水星を見るのは久しぶりである。 水星とレグルスの接近 2011/9/10 4:55EOS Kiss X2タムロンA16 50mm F4.0ISO400 6.0sec. 本当は昨日の方が近かったようだ↓(1度弱)が、今日も約1度強の接近となっている。 南東の空には、もう冬の大三...
流星

ペルセウス座流星群とISS

今日がペルセウス座流星群の極大日ということで、昨夜(12日)の夜から多可町に行ってきた。今回は残念ながら満月近くということで条件が悪く、さらに雲が多そうということであまり大きな期待はせずに出かける事にした。 現地に着いたが、やはり薄雲が多く星がはっきり見えない。 雲が切れても月が明るく、写真を撮るとISO800・F2.8の30秒露出で、まるで昼間のようになってしまった。 更に霧の発生も度々有り、写真でも眼視でも流星が見られない状況が続いたが、午前3時40分過ぎ頃、ISS(国際...
望遠レンズ

2011/8/6 砥峰高原

昨夜、GPVでは雲が多そうだったが、気象庁の分布予報では一応晴れだったので、とりあえず砥峰高原へ向かった。 現地に着いてみると、やはり薄雲が広がっており写真撮影は厳しい状況であった。しかし一応天の川が見えたので状況が好転することを期待し、とりあえずスカイメモRを出して雲が薄い所を狙って撮影を開始した。 なお、今回の画像は全てRAP2によるダーク減算(フラット補正無し)、LR3による現像、ステライメージ、PSCS5による画像処理となっている。 まずは広角で定番の「夏の大三角」 ...
惑星

東方最大離角の水星

今日は水星が東方最大離角だそうだ。 私がこれまで水星を見てきたのは明け方が多い(つまり西方最大離角前後の時期)。それは、自宅(マンション中層階)のベランダが南東向きということと、平日の夕方は仕事をしているので、なかなか開けた場所で西空を見る事が出来ないということが理由である。 しかし今日は帰宅時間がちょうど日没後の薄明時間帯となり、帰りの電車の中から台風一過のきれいな晴れ間が見えていたので、久しぶりに夕空の水星を見られるかもしれないと期待が高まった。 そこで駅に着いてから自宅...
星野

さじアストロパークでの星野撮影

先日「さじアストロパーク」に宿泊した際に撮影した、星野・星景写真数点を画像処理した。 撮影は5/3~5/4にかけての夜に行ったが、この時はかなり濃い黄砂が来ていたようで、空の状態は良くなかった。特にさそり座近辺の低空は黄色くかすんで星があまり見えない状態だったが、とりあえず撮影して、画像処理で出来るだけカバーするということにした。 共通データは、下記の通りEOS Kiss X2(無改造)タムロンA16(17-50mm)スカイメモR いて座~さそり座の天の川 (中望遠・無改造カ...
星景

鳥取市さじアストロパーク(佐治天文台)

5月3日~5月5日の2泊3日で、鳥取市の「さじアストロパーク」へ行ってきた。メンバーは、いつものりんしゃんさん、A(2)さん、A(3)さんと、友人らの計8人。 天文台前では八重桜が満開。こちらの天文台には103cmの望遠鏡やプラネタリウムがある。 初日の夜はこの(↑)103cm望遠鏡による観望会に参加した(これは有料)。見せてもらえたのは、土星、球状星団M3、系外銀河M51(子持ち銀河)、スピカ、アルクトゥールスの5天体。土星はシーイングが悪いためか大口径の威力がよく分からず...
星野

2011/4/29 砥峰高原

昨夜は晴れとの予報だったが、砥峰高原に着いてみると薄雲が断続的に広がる状況で、晴れているところも透明度が悪く、あまり良い空とは言えなかった(春はいつもこんな感じだが)。 そういうわけであまりやる気が出てこなかったが、とりあえず機材を組み立てて待機していると、日付が変わった頃から一応快晴になったので、撮影を開始した。 透明度が良くないので淡い天体を狙うのはやめ、M57(惑星状星雲)、M12(球状星団)といった明るくて写りやすいものを短時間露出で撮ってみることにした。 *以下の画...
星野

2011/4/9 砥峰高原

昨夜は晴れとの予報だったので、りんしゃんさん、A(3)さんと共に砥峰高原へ出かけた。積雪が無くなり、今年初めての砥峰高原となった。 現地に着いてセッティングをしているうちに快晴となった。光害も少なめ(SQM-L測定値で21.5程度)だが、空は春らしいボヤッとかすんだ感じ。 からす座とスピカ、土星 Kiss X2(無改造)タムロンA16 / 17mm F3.5プロソフトンAISO800, 180sec. 春の空は系外銀河が多く、私のFLT98CFで狙える対象は少ない。仕方がない...
星景

北天の日周運動(光跡有りの動画)

昨年12月11日の夜に兵庫県多可町に遠征した際、直焦点撮影の傍ら、別カメラを用いて三脚固定で北天を連続撮影していた。30秒露出で合計280コマ程度になるが、それが未処理のまま残っていた。 それで、今回はこの連続画像を用い、星の軌跡が伸びていくような動画を作成したいと思った。しかし、世の中の多くの動画作成ソフトにおいて、そのような機能は見掛けたことがない。その場合は仕方なく手作業ということになる。要するに、1コマ目から最終コマまで、順番に比較明で画像を重ねていく途中過程を全て静...
星景

2011/2/5 兵庫県多可町

昨夜は真冬とは思えない透明度の悪さで、春のような霞んだ空であった。しかし晴れは晴れなので、とりあえずりんしゃんさんと共に多可町まで行くことにした。 現地に到着後、空を確認してみたが、やはり普段より透明度がかなり悪かった。そういうわけで今回は淡い星雲の撮影はあきらめ、惑星状星雲とか系外銀河とか、写りやすそうなものを対象にすることにした。 撮影風景 なお、これまでガイド鏡はミニボーグ60EDを用いてきたが、今回からは、先日購入したケンコーの63mm(f=540mm)鏡筒を用いる事...
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