遠出・遠征

遠出・遠征

“星のくに”にて

(前回の続き) 2日目の朝、起きて外に出てみると、周りの山々には霧が立ちこめていた。私は子供の頃、この近辺に来る機会が多かったため、"山で過ごす夏休み”というとこのようなイメージが浮かぶ。天文的にはありがたくないが、とても落ち着く風景。 バンガロー近くの花壇に蝶が来ていた。 羽を広げるとこんな感じ。調べてみると「ツマグロヒョウモン」という種類らしい。それほど珍しくもなく、町中でも普通にいる種類のようだ。 昼間に有名な「谷瀬の吊り橋」にいってみた。 渡ってみたが、結構揺れるので...
星野

ペルセ群(大塔コスミックパーク星のくに)

今年のペルセウス座流星群は、奈良県五條市の「大塔コスミックパーク星のくに」へ宿泊して観測することになった。期間は8月11日の晩と12日の晩(2泊)。メンバーは、いつものりんしゃんさんを含む学生時代の友人と、我が家からA(2)さん、A(3)さんを合わせて計8人。 “星のくに”は、学生時代に天文研究会の合宿で泊まって以来、ウン十年ぶりである。当時はまだ五條市ではなく大塔村であった。 国道168号線沿いに道の駅「吉野路大塔」があって、“星のくに”はそれに隣接した高台にある。この写真...
遠出・遠征

明石市立天文科学館

私は電車通勤で毎日明石駅を通過しているので、明石の天文科学館は毎日車窓から見ているのだが、おそらく十数年以上は訪れていないと思う。それがこの春にリニューアルされたとのことで、今日、A(2)さん、A(3)さんと共に、久しぶりに行ってみた。 子供の頃は神戸に住んでいたのだが、まだ神戸市立青少年科学館も無い頃で、プラネタリウムと言えば「明石」であった。小学生の頃から高校生ぐらいまでの間、結構何回も行ったように思う。 うっすらと覚えているのは、展示室の真ん中に大きな太陽系の模型があっ...
遠出・遠征

2010/7/18 砥峰高原

昨夜も、一昨夜に続き砥峰高原まで遠征した。メンバーは私とりんしゃんさん、A(2)さんの3人。 気象庁の天気分布予報で、平野部はおおむね晴れなのに対し山沿いが曇りだったのが気になっていたが、現地に着いてみると、やはり低い雲が次々流れてくる状態であった。 にわか雨が降るといけないので機材の設置を見合わせ、雲間から見える天の川などを固定撮影していたが、1時前になっても状況は改善されなかったため撤収した。 自宅へ帰ってみるとほぼ快晴だったので、やはり山沿いだけが曇っていたのだろう。
遠出・遠征

2010/7/17 砥峰高原

昨日は近畿地方が早めの梅雨明けということで、日中は久しぶりに青空が広がった。天気予報も好転してきていたので、夜は快晴が期待出来そう、ということで砥峰高原へ行くことにした。メンバーは私、りんしゃんさん、A(2)さんの3人。 22時過ぎに現地に到着したが、薄い雲が多く、写真撮影は難しそうな状況であった。(星は結構見えているので、天気予報的には「晴れ」だと思う)。 とりあえず固定撮影をしつつ、のんびりと直焦機材を組み立て、様子を見ることにした。 夏の天の川(さそり座~いて座) 機材...
球状星団

2010/5/15 砥峰高原

昨夜は、夜のみ曇りという芳しくない予報だったが、もしかしたら晴れるかもという期待と、色々と機材のテストなどを行う必要があったので、とりあえず砥峰高原まで行ってみた(私とりんしゃんさんの2人のみ)。 22時半頃に現地に到着したが、薄雲が次々と通過するような状態であった。 普通なら写真撮影はあきらめるのだが、iAGの動作や鏡筒のピント状態確認などのテストをしたかったので、多少の薄雲があっても写りそうなM13を入れ、ISO1600で2分の短時間露出を連続して行っていった。 しかし、...
球状星団

2010/5/8 砥峰高原 & M101

昨夜は晴れとの予報だったので、黄砂が気がかりではあったが、いつもの砥峰高原まで行くことにした。 現地には22時頃に着き、先行していたりんしゃんさんに合流した。その時点ではおおむね快晴だったが、やはり黄砂のためか、透明度は良くない。しかし、前回(5/4の晩)より幾分かマシなようだ。SQM-L測定値は、天頂で21.2であった。 早速機材を組み立て、まずM101(おおぐま座)を対象として撮影を開始した。ノイズが多そうなので、露出時間は8分として、多数枚コンポジットする方針とした。 ...
系外銀河

2010/5/4 砥峰高原でiAGのテスト

昨日は快晴ではあったが黄砂のためか空が白っぽく、さらに零時には月が出てくるので、遠征するかどうか迷うところではあった。しかしモバイルノートPCも購入したところなので、野外での「iAG」運用テストを兼ねて砥峰高原に行くことにした(メンバーは私とりんしゃんさんのみ)。 砥峰高原 月の出が早いので、薄明終了前に現地に着いた。空はほぼ快晴だが、やはり白っぽくかすんでいて良い状態ではなかった。とりあえず機材を組んでいくうちに薄明も終わり、ガイドのテストに取りかかった。 機材は下記の通り...
遠出・遠征

2010年4月17日 砥峰高原の光害測定

4月17日に砥峰高原に遠征したときのSQM-Lによる光害測定結果をグラフにして、昨年11月21日の結果と並べてみた。 光害測定(砥峰高原) *0:39の南天は雲のため欠測。*3:23の東天における値悪化は、薄雲のように明るい天の川の光のため? 11/21は時間が経過して明け方に近づくにつれて光害が少なくなっているのに対し、4/17は時間が経過してもあまり変わらない。ただし、全体的に4/17のほうが良い値となっている。 この結果については、かなり違和感を感じる。なぜなら、肉眼で...
遠出・遠征

2010/4/17 砥峰高原

昨夜は、今年初めて砥峰高原への遠征を行った(私とA(2)さんのみ)。前日までは真冬並みの寒さで、道路凍結が心配なので多可町にしようかとも思ったが、この日の昼はかなり暖かさが戻ってきていたので、予定通り砥峰にした。 現地には22時前に到着。やや雲があるがおおむね晴れ。しかし透明度が悪く、状態はあまり良くない。黄砂が来ていたためと思われる。もうこの季節、黄砂はあきらめるしかないのだろうか。光害はSQM-L測定値で21.5程度(天頂)。 機材はいつも通り(下記)。 赤道儀:ケンコー...
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