動画

惑星

月と金星とISS(ASI482MC+Meike 6.5mm F2.0)

今日(2021/10/9)の夕方、西の空低くにて月齢2.3の細い月と金星が並んだ。近所の建物の屋根に沈むギリギリの高さでなんとか捉えることができた。 月齢2.3と金星 Pentax KP, SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM (50mm) ISO1600, F4.0, 2.0sec.トリミングあり 最近の金星は夕方に見えるので、毎月巡ってくる細い月と接近している。ただ今月は結構離れていて、あまり接近という感じでは無い。来月(11/8の夕方)は2度弱まで接...
惑星状星雲

ASI482MCと200mmレンズによる星空動画

ピクセルサイズが大きめのCMOSカメラ「ASI482MC」を入手して、星空動画の撮影と画像処理をぼちぼちと試している。元々の目的は流星など動きのある対象の撮影だが、流星以外にも何かに使えないかと色々と考えている。 普段の星空は動きが無いものなので、わざわざ動画で撮るよりはライブスタックして暗い星や星雲まで浮かび上がらせるほうが良い。また、星の日周運動やカメラのパンによる動きを表現するならば連続静止画撮影によるタイムラプスにする手法が適切と思う。 それをあえて明るい星しか写らな...
標準・広角レンズ

ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による星空動画(ISSの通過)

今日の19時前に、ISS(国際宇宙ステーション)が天頂の夏の大三角の真ん中を横切った。 先日よりASI482MCによる星空動画を色々試しており、ちょうど良い機会だったのでMeike6.5mmを付けて撮影した。 ASI482MC, Meike 6.5mm F2.0 (開放)ゲイン=400, 露出時間 1/15秒、 15FPSDaVinci Resolveによる編集・Neat Videoによるノイズ低減有り。 SQM値が18程度の光害地で、しかも少し薄雲がかかっており、肉眼では2...
望遠レンズ

Neat Video v5による星空動画の映像ノイズ低減

先日ZWO社のASI482MCを購入してから、星空動画の撮影を色々と試している。 動画撮影では1秒未満の露出時間になるので、ゲインを高くしないと星が写らないが、そのためにどうしてもノイズが目立ってしまう。SharpCapなどを用いてリアルタイムに見る場合はどうしようもないが、録画ファイルを動画編集する場合にはノイズ低減処理を適用することが出来る。 そこで、動画のノイズ低減で評判の良い「Neat Video v5」を試用したところ、確かに大きな効果があったので早速購入した。Ne...
標準・広角レンズ

ZWO ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による星空動画撮影の試行(その2)

前回の試行では、IR/UVカットフィルターの取り付けが出来なかったのと、試写では雲が多く月明もあったので条件が悪かった。そこで今週晴れた機会に、もう一度試行してみた。 IR/UVカットフィルターは前回1.25インチの枠付きのものをカメラマウントアダプター(マイクロフォーサーズ)に入れるとレンズ後玉と干渉したため、今回はSVBONYの枠無しのものを購入し、少し乱暴ではあるがカメラ前面に両面テープで貼り付けた。 IR/UVカットフィルターをカメラ全面に両面テープで貼り付け ただし...
標準・広角レンズ

ZWO ASI482MCとMeike 6.5mm F2.0による星空動画撮影の試行

経緯 現在、自宅で赤道儀を用いた直焦点撮影をする場合、機材一式はバルコニーに置いたノートパソコンに繋ぎ、それに自室のデスクトップパソコンからリモート接続して操作している。いまのところピント合わせは手動なのでバルコニーに出なければならないが、それ以外はリモートで行っているため、雲の襲来や航空機・人工衛星など空の状態が分からないことが多い。そのため、超広角レンズに何かカメラを付けて空の状態を見たいという考えがあった。また、流星群の極大日に遠征できない(無理して出かけるほどでもない...
拡大撮影

2021/9/9 木星 (アニメあり)

昨夜は久しぶりに晴れたので、木星を撮影した。 晴れといっても薄雲の通過は頻繁にあり、透明度はあまり良くない。シーイングは普通。 木星 2021/9/9 21:12 (JST) 衝を3週間程度過ぎて、視直径が若干小さくなった。 これを撮影したのは21時過ぎ頃だったが、その後の23時頃に3つの衛星が木星に出入りするようだったので、連続で撮影してGIFアニメ化することにした。 撮影にはFireCapture2.7.05βを用い、先日設定できたオートガイドを用いて木星を画面中央に保持...
流星

ペルセ群は雨なのでライブ配信で見た

今年のペルセウス座流星群(ペルセ群)は好条件とのことで期待していた。この時期は毎年(台風が来なければ)おおむね晴天が期待できるのだが、今年はなぜか嫌がらせのように前線が停滞してまさかの雨天続き。盆休みに堪能できるはずのペルセ群、衝前後の土星・木星、新月期の星雲星団などを全て諦めざるを得なくなった。 仕方がないので、ペルセ群はせめてYouTubeのライブ配信で見ようかということになった。ペルセ群のライブ配信は様々なところが実施していたが、一番良かったのは朝日新聞宇宙部チャンネル...
重星

春の二重星巡り

光害地における春の満月期は、Quad BPにて月明下でも撮影出来るような散光星雲や惑星状星雲が少ない。また透明度が悪いために系外銀河も外縁部の写りが悪い。比較的写りやすい大型の球状星団も少ない。主要惑星もまだ明け方の東天で低い。 そういうわけで、せっかく晴れても撮影対象があまりないので、久しぶりに「都会で星を楽しもう(DSO観望ガイドブック Vol.3)」を引っ張り出してきて、二重星をいくつか撮影してみた。 共通データは下記の通り 撮影日時:2021/4/21 22:00~2...
惑星

2020/12/23 木星と土星の接近

今月9日から14日間連続で観測できていた接近現象だが、昨日夕方は全天が雲に覆われ、もう無理かと思った。しかし雲が薄くなった部分からなんとか見えそうな様子。 200mmレンズとPENTAX KPで撮影、ピクセル等倍切り出し 薄雲越しでボヤケているが、ミューロン180C+レデューサー、ASI294MC Proで動画を撮影した。 木星と土星の接近 2020/12/23 17:48 JST 薄雲越しながら、それなりにちゃんと写っている。12/21・22の最接近時からは一気に離れてしま...
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