NGC6960 網状星雲(西) 光害地

NGC6960
NGC6960 網状星雲(西)はくちょう座の散光星雲(超新星残骸)
  • 【環境】2019/11/1 22:37 -22:39 2:21/兵庫県明石市/気温 18℃->15℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.9 -> 18.5
  • 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/Quad BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・180sec x 35コマ/PHD2によるオートガイド・APT連携ディザリング
  • 【処理法】
    • ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
    • FlatAide Proによる追加フラット補正(シェーディング補正)
    • Photoshop CC、ステライメージ8による調整(星消しにStarNet++併用)
    • 3×3ソフトビニング、トリミングなし

今年の8月に網状星雲の東側(NGC6992-5)を撮影していたが、今回はそれと対になる西側(NGC6960)を撮影した。

東側の撮影は満月に近い月明下で行ったが、今回は月明なし。しかし今回のほうがノイジーな画像となった。これはおそらく空の透明度が悪いため。

網状星雲は赤色と青色が混じり合っており、カラーでの撮影対象として見栄えがする。一方カリフォルニア星雲などは赤一色で面白みに欠ける。

この機材の組み合わせ(QuadBPフィrターとASI294MC Pro)ではどうしても色彩的に単調になるため、青と赤が混じった撮影対象の星雲を探して撮影しようとしているが、あまり数は多くなさそうだ。

それと、この機材ではどうも青色が緑色になってしまう。画像処理である程度の補正はできそうだが、今のところはそのままにしている。

画層処理はステライメージのマルチバンドシャープを使い、微細構造を強調した。

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