昨夜は、多可町の観測地へ出かけた。メンバーは私・A(1)と、友人・りんしゃんさん、Hさんの3人である。
私とりんしゃんさんは21時頃に現地に到着したが、前日の寒波の際に降ったらしい雪が道路脇に残っており、地面もぬかるんでいる状態であった。空は雲が多く、断続的に霧に覆われるいう状況であったが、とりあえず撮影機材のセッティングを行った。
その後、仕事帰りだというHさんが到着し、3人でしばらく待っていたところ、なんとか晴れ間が見えてきた。私とりんしゃんさんは撮影を開始し、撮影機材を持ってきていないH氏は、ポルタ経緯台&SE120での眼視観望を行うことにした。Hさんは最近多忙でなかなか遠征に参加できなかったが、それでもポルタで星雲星団を次々と導入していき、全くブランクを感じさせないところは、さすがに大学天文研の元・会長である。おかげで撮影中に結構いろいろな星雲星団を見る事が出来た。
それからずっと一応快晴であるものの、霧の発生がやまず、何度か撮影を中断せざるを得ない状況が続いた。それでも2時前から3時ぐらいまではある程度まとまった時間晴れて、M42やM51を撮影することが出来た。
また、ポルタ&SE120による眼視の方でも、メシエ天体コンプリートに向けて未観測が多く残っているおとめ座銀河団に挑戦したが、やはりここは光害があってほとんど見えなかった(M87のみ、なんとか存在が確認出来た)。
3時過ぎぐらいに雲に覆われてきたため、撤収となった。気温は氷点下1度となっており、カメラもレンズもスカイメモも凍り付いていた。
撮影した画像は、後日処理していきたい。最近は、撮影した素材がたまっていくばかりで、処理が追いついていないが、正月休みにじっくり取り組みたい。
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