そろそろ火星が見頃になってきたので、20日の夜に撮影してみた。機材と撮影条件は下記の通り。
- 望遠鏡:FLT98CF(D=98mm,f=618mm)
- 拡大レンズ:5倍パワーメイト
- カメラ:NexImage
- 赤道儀:ケンコーSE2
- 日付:2009年12月21日 0時頃
- 露出時間:1/75sec.
- フレームレート:20fps
撮影に先立って、眼視(ナグラーズーム3mm位置)で見たところ、シーイングはかなり悪く、火星像は常に揺れて変形していて、時折飛び跳ねるような状態であった(2/10~3/10)。それでもたまに静止することがあり、極冠も確認出来た。
ピント合わせは像が揺れているために難しかったので、試しに先日製作したbahtinov maskを使ってみた。
全体的に暗くて見にくいが、一応機能しているようだ。
撮影は4回(動画4本)行い、RegiStaxとステライメージで処理した。
シーイングにムラがあったので複数回撮影してみたが、処理するとどれもあまり変わらず、あまり良い像は得られなかった。
今回の接近は季節が冬ということもあって、好シーイングで撮影することはなかなか難しそうだ。
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