昨日、マンションの修繕工事が終了してベランダがやっと復活し、赤道儀を最設置する事が出来た。土星については、日没時にはもう南天高く上がってしまっているので、もう見えないとあきらめていたが、確認してみると21時前ぐらいまではなんとか見えることが判明した。
そこで慌てて鏡筒を持ち出してきて、NexImageで拡大撮影してみた。ピントが甘いせいか、あまり細かなところまでは写らなかったが、輪はまだかなり細い状態のようだ。
- 2010/4/24 19:53
- FLT98 + 5x Powermate
- NexImage
- 1/20, 1851コマコンポジット
- RegiStax5, ステライメージ
ステラナビゲータで調べてみると、昨年の9月に輪が完全消失した後、今年の2月ぐらいまでは傾きが増えていったが、3月~4月ぐらいから再び細くなっている。地球と土星の位置関係によって輪の傾きが変化するが、それは単純に増えたり減ったりという訳では無さそうだ。
これから夏にかけては輪が細い状態が続き、土星らしい開いた輪が見られるのは、年末から来年になる。結局、今シーズンはまともに土星を見る事は出来なかった。
*星図は株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しました
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