先週の土曜から日曜にかけて、兵庫県立西はりま天文台公園へ行ってきた。ここは今まで何度か日帰りで訪れたことがあるが、宿泊は初めてである。メンバーは私A(1)、A(2)さん、A(3)さん、りんしゃんさん、Hさんの5人。
(私はここの友の会にも入っているが、例会や会員観測会は参加したことが無い)。
土曜昼の天気予報では何とか晴れ間が期待出来そうだったが、現地についてみると曇り。
夜のなゆた望遠鏡の観望会でも結局星を見る事が出来ず、あきらめて早々と寝てしまった。りんしゃんさんとA(2)さんは午前2時ぐらいまで粘って起きていたそうだが、やはりダメだったらしい。
借りていた26cm反射望遠鏡のドームも使えずじまいだった。
翌日も曇りで、太陽観望も出来そうになかったが、園内のガイドツアーで面白いものを幾つか見せて頂くことができた。
興味深かったのが、引退した「赤外線望遠鏡」。今は鏡も機器類も取り外されている。
赤外線観測は、望遠鏡自体の熱が問題になるそうだが、この望遠鏡は副鏡が小刻みに震動することによって、天体が写っている画像と写っていない画像を交互に撮影し、引き算することで天体の赤外線を捉えているそうだ。
それはつまり、リアルタイムなダーク減算処理?
昭和48年製の望遠鏡でそういうことを既にやっていたことに感心してしまった。
おまけ。なゆた望遠鏡ドーム下の搬入口。鏡の再メッキの時はここから搬出・搬入したそうだ。
今回は残念だったが、また次回に期待したい。
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