今日は水星が東方最大離角だそうだ。
私がこれまで水星を見てきたのは明け方が多い(つまり西方最大離角前後の時期)。それは、自宅(マンション中層階)のベランダが南東向きということと、平日の夕方は仕事をしているので、なかなか開けた場所で西空を見る事が出来ないということが理由である。
しかし今日は帰宅時間がちょうど日没後の薄明時間帯となり、帰りの電車の中から台風一過のきれいな晴れ間が見えていたので、久しぶりに夕空の水星を見られるかもしれないと期待が高まった。
そこで駅に着いてから自宅まで歩いて帰る途中で何度も西空を見てみたが、どうしても水星が分からなかった。
あきらめて帰宅し、自宅のドアの前でふと西を見ると、マンションの建物の狭い隙間にハッキリと見えた。まさか、自宅玄関前で見られるとは思わなかった。
慌ててKissX2+タムロンA16を持ち出したが、マンションの共用廊下に三脚を立てて低空を撮影するのも不審すぎるので、ISO1600に設定して手持ちで手早く撮影した。
そのためややブレてしまったが、何とか存在を写すことは出来た。
- 2011/7/20 20:13
- Kiss X2 / ISO1600
- タムロンA16 50mm F2.8開放
- 1/6 秒
- トリミング有り
画面中央から若干右下の星が水星(夕焼け部分と青い部分の境目あたり)。
画面中央からやや上側の白い星がレグルス。
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