金環日食の機材検討(6)

(注)太陽“眼視用”の減光フィルターを装着していない望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ることは、失明の危険があるので絶対に控えて下さい。また、NDフィルター等の“撮影用”フィルターでは、眼視には十分な減光となりません。撮影時は光学ファインダーを覗かず、ライブビューを用いて下さい。

太陽撮影向けの機材を少しずつ改善してきたが、晴天下でのピント合わせについては、今のところノートパソコンを用いたリモートデスクトップが一番確実だと思う。しかし、パソコンが使えない場合にはカメラの背面液晶を用いるしかない。

その際、少しでも背面液晶を見やすくするため、「折りたたみ液晶シェード」を購入した(ハクバ・DMH-CEKX2)。接眼部のアイカップを外し、そこに差し込んで装着する。

使用感だが、シェード無しの場合に比べて若干見やすくはなったと思う。しかしまだ不十分で、シェードの外側から更に手で覆った方が見やすかった。

これが撮影結果(ピクセル等倍切りだし)。

  • ミニボーグ60ED + 1.4X テレコンバータDG
  • ND4 + ND16 +ND400
  • Kiss X2, ISO100, 1/3000sec.

ピントはそこそこ合っていると思うが、やはり大気の揺らぎによって大きくボケる場合があった。そのため、1回に複数枚の撮影は必須だと思う。

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