- 【環境】2013/5/12 0:24 – /兵庫県神河町大河内高原/気温 7℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.4
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS kiss X2 (IDAS改)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>EOS Utility<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 300sec x 11コマ
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom 4.4による現像、ステライメージ7で加算平均、ステライメージ7、Photoshop CS6で調整、3×3ソフトウェアビニング、縮小・周辺部若干トリミングあり。
5月11日の夜に大河内高原内で撮影した、へびつかい座のS字状暗黒星雲の画像を処理した。
この星雲は、さそり座頭部の少し東側の、へびつかい座の中に位置している。先日処理した「さそり座頭部」の画像中にも小さく写り込んでいる。今回の写野を示すと、おおむね下の画像の枠のようになる。
形が特徴的で有名な星雲であり、以前から撮影したいと思っていたが、高度が低く撮影の機会が少なかったのと、どうしても付近の散光星雲を優先して撮影するため、今まで撮影できずにいた。
暗黒星雲としてはバーナードカタログでB72という番号が付いており、付近に分布する他の暗黒星雲にも、おおむねB60番台~B70番台の番号が付いているようだ。ただし暗黒星雲が記載された手持ちの写真星図は広域図しかないので、今回の写野内の詳細までは分からなかった。
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