以前サロマ湖に行ってから、3年9ヶ月ぶりに北海道を訪れた。
今回はA(2)さんと釧路近辺を歩いてみることにした。
釧路の位置は北海道のこの辺り(釧路駅構内のパン屋で列車の時間待ちに購入)。
このパンを割ってみると、中は黒豆と抹茶味で、なかなか美味しかった。
さて、まずは釧路から列車(キハ54)に乗って、釧網本線で北へ向かった。
釧路湿原は左側に見える。
車窓から岩保木水門(新水門)も見えた。
細岡駅で降りて、北(達古武湖方面)へブラブラと歩いてみることに。
細岡カヌーポートに到着。
X-E2の「ぐるっとパノラマモード撮影」を初めて使ってみた。
カヌーの到着の様子が見られるかもと思っていたが、残念ながら人影無し。
踏切を渡る。架線のない線路の眺めはスッキリしている。
架線が無いので、走っているのは電車ではなくて汽車(気動車)。
歩いている途中で、とても人懐っこい犬と遭遇(地元の方の飼い犬くんだった)。観光客が良く可愛がってくれるのを知っているので、観光客を見ると寄っていくらしい。地元の方にこの辺りの変遷のお話を伺いながら、A(2)さん、犬と一緒に達古武湖方面へ。
A(2)さんが普段の買い物バッグを持って釧路湿原を歩いているのが、何とも言えないミスマッチ感。
湖畔にはスカシユリ(エゾスカシユリ?)が多く咲いていた。
達古武湖の端で反転し、今度は南へ引き返して、細岡展望台まで歩くことにした。
釧路川に沿った車道を歩くことになったが、平日のためか車の通行は少なかった。そのため歩きやすく、静かで落ち着いた雰囲気で、釧路川を眺めながら散策出来た。
途中の道端には朽ち果てた車掌車があった(ヨ3500?、またはヨ5000?)。草が茂っていて、近寄るのは大変そうなので形式は未確認。
余談だが、車掌車というもの自体、最近は見かけなくなった。
最新はヨ8000型になっていたと思うが、私はこのヨ8000の凸型があまり好きになれない。やはりヨ6500までの形が良いと思っている(しかし、乗務される方にとっては最新のヨ8000の方が良いのかも)。
車の通行が少ないので、聞こえてくるのは自分の足音と、野鳥のさえずりだけ。
とにかく様々な種類の野鳥の鳴き声がひっきりなしに聞こえた。しかし残念ながら、私は鳥については全く知らないので、ウグイス(ホーホケキョ)以外は分からず。
何という鳥か分からないが、とりあえずデジカメ動画で鳴き声の録音と姿を確認。
それからしばらく歩いて細岡展望台に到着。
釧路湿原はここからの眺めがナンバーワンとのことだが・・・。
霧で大敗北。
残念だけど仕方が無い。ガイドブックにも「霧があってこその湿原」と書いてあったし。時期と時間帯も良くなかったようだ。
今日はここまでで釧路に戻ることにした。
釧路湿原駅まで戻る途中には鹿がいた。
まあ、鹿はいつも砥峰高原で遭遇するので珍しくはないが、エゾシカはホンシュウジカより少し大きいそうだ。
再び列車に乗って戻った釧路市内も、徐々に霧に覆われてきていた。こちらは霧があった方が、街灯がにじんで良い雰囲気になるので良かったと思う。
- X-E2, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
- 18mm, F4.0, ISO3200, 1/125sec.
- フィルムシミュレーション Velvia
一応新月期ということで、天文趣味者の端くれとしては、晴れたら固定撮影程度は出来るように三脚とタイマーコントローラーは持って来ていたが、結局使わず。
X-E2は高感度でも低ノイズなので、夜景でもこのように気軽に手持ちで撮れるのはありがたい。
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