- 2022/1/3 18:14-18:21 明石市
- PENTAX KP / XRリケノン 135mm F2.8 -> F4.0
- ISO800, 20sec. x 16コマ(アストロトレーサー使用)・加算平均合成
- RStackerでダーク・フラット処理
- Lightroomで現像、ステライメージで加算平均合成、2×2ソフトビニング・トリミング
- Photoshopで調整
昨日の夕方は晴れそうだったので、レナード彗星(C/2021 A1)を撮影するために大蔵海岸まで出かけた。天気は思ったとおりほぼ快晴だったが、低空はモヤモヤしていて透明度は悪そうだった。
レナード彗星はこれまで薄明中でもデジカメ背面液晶のライブビューで余裕で確認できたが、昨日は全然見えず、10秒程度の露出で撮影してみて初めて確認できる程度まで目立たなかった。高度が下がったためなのか、昨日は特に透明度が悪かったのか、彗星自体が暗くなったのかわからないが、もうそろ撮り納めのような雰囲気だった。
彗星をできるだけ浮かび上がらせるため、久しぶりにRStackerを使ってフラット補正・ダーク減算を真面目にやってから現像してスタックしたが、あまり芳しくなかった。
それでも、西空に回ってからこれまで予想以上に長く見ることが出来た。光害地の低空のため、4等級程度の彗星ではとても尾までは写らないと思っていたが、意外と良く写ってくれた。無光害地まで遠征できればよかったが、年末年始の寒波で、そこまでは出来なかった。
今回の撮影待機中のスマホ画像。
右上の明るい星は木星。木星のちょうど下の低空にレナード彗星がいるはずだが、低空は薄雲のようなモヤモヤがあって透明度が悪い。
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