今年のふたご座流星群は、天体用カメラ(ASI482MC)+Meike 6.5mm F2.0というメインの機材と、ATOM Cam2というサブの機材の2台で撮影した。そのうちATOM Camの方は先にまとめて記事にしていた(下記)。
一方、メインの機材の方は撮影動画から流星が写っている部分を検出して切り出す作業に苦労し、なかなかまとめられなかった。この作業はこの秋にGitHub Copilotに作成してもらったPythonプログラムにて自動化していた。
しかし、光害の多い地上近くを撮影した動画では街明かりの変化を誤検出するので、感度を下げると暗い流星を見逃したり、また、雲の移動を誤検出するなどの不具合があった。そのため、プログラムの修正とパラメータの調整に時間がかかっていた。これらの修正もGitHub Copilotに相談しながら進めて、やっとまともに検出できるようになった(それでも見逃しはあるかもしれない)。
極大日は残念ながら雲が多く捉えた流星の数は少なくなり、極大翌日は快晴だったが流星の数自体が少なかった。結局二晩でとらえた流星は61個で、これはふたご群としては少なめ。同時に撮影していたATOM Cam2の方が二晩で150個近く捉えていたので、どうもメイン機材の方が流星を捉えにくいようだ。実際撮影した動画を見ても、ATOM Camの方が暗い星まで写っているように見える。カメラはピクセルサイズが5.8μmとかなり高感度なもののはずだが、レンズはF2.0と流星撮影用としては暗め。またfpsも20と高めなので、もうちょっと撮影設定とレンズについても考え直した方がよさそうだ。
とりあえず結果をまとめてYouTubeにアップした。



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