エリダヌス座の新星

今日、帰宅してからアストロアーツの天文ニュースを見ていると、「エリダヌス座新星の発見前にオリオン座を撮っていませんか?」という記事が目に留まった。

11月25日に板垣公一さんがエリダヌス座に発見した新星だが、発見前の11月14日頃に5等級程度まで増光していたことが分かったそうだ。場所はオリオン座のリゲルの近くで、オリオン座を写すと同じ写野内に写り込む可能性が高い。

そこで、研究者の方が発見前の画像を募集しているそうだ(詳細は上記の記事にて詳しく説明されている)。

実は、私も11月22日の未明に砥峰高原でオリオン座を撮影しており、調べてみるとその中に写っていることが分かった(ちょっと自信がないが、こちらの星図と比較してみると、おそらくこれではないかと思われる)。

エリダヌス座の新星
エリダヌス座の新星

近くの星の明るさと比べてみると、およそ7等級程度と思われ、上記記事中の光度グラフとも一致する。

今回の募集対象は、撮影期間が11月10日から16日迄の間とのことなので、残念ながら私の22日の画像は対象外である。

最大光度であったと予想される11月14日の夜は土曜日で割と良く晴れていたので、多くの方がオリオン座へカメラを向けていたのではないかと思う。しかし私はオートガイドのテストとして自宅でM42の直焦点撮影をしていた。これが広角レンズなら写っていたかもしれない。

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