水星と土星の大接近

今朝、東の低空で水星と土星が大接近した。

手元のステラナビゲーターでは、角距離がおよそ23分で、約0.4°弱となる。

今朝の東の空低くには雲があったが、その上に昇ってくるところを捉えることができた。
下の画像の、中央で並んでいる星の左が土星(0.6等)で右が水星(-0.7等)になる。水星の方が明るい。

水星と土星の大接近
水星と土星の大接近
  • 加古川市内
  • 2013/11/26 5:52
  • EOS6D, EF200mm F2.8L II USM -> F4.0
  • 固定撮影
  • ISO400, 2.0sec

これだけ接近すると、望遠鏡の直焦点で、土星の輪が判別できる大きさで写るのではないかと思い、試してみた。

水星と土星の大接近
水星と土星の大接近
  • 2013/11/26 6:12
  • FLT98CF 直焦点
  • EOS60Da, ISO1600, 1/125sec.
  • SE2赤道儀による追尾
  • ピクセル等倍で切りだし

上の画像では、土星の輪がはっきり分かる。また、水星も右側がやや欠けているのが分かる。低空なので像の揺らぎが大きく、数コマ撮影して一番まともなものを選んだ。

今後水星はどんどん高度を下げて見えにくくなるが、今回の西方最大離角前後は天候に恵まれ、これまで計10日間見る事が出来た。

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