散開星団

すばる食

9月10日の夜、月齢21.2の月がM45プレアデス星団(すばる)を隠す「すばる食」の撮影を行った。撮影を始めたのはすでに食が始まっている23時半ごろ。まず7cm10倍の双眼鏡で見ると、明るい月の周りにすばるの星々がはっきりと見えた。撮影はFLT98にKissX2を付けて行ったが、周辺星像を改善するためにケンコークローズアップレンズAC2を併用した。露出については、ISO100で3秒とした。これでは月の影の部分と星団の星は写るが、月の明るい部分が完全に白く飛んでしまう。双眼鏡で...
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木星と月

どうも最近は満月近くというのに連日天気が良い(どうせなら新月近くに晴れてほしいものだ)。ベランダに出て空を見上げても、明るい月と木星とフォーマルハウトぐらいしか見えない。しかし折角晴れているので、昨夜はとりあえず望遠鏡を出してみた。(FLT98 / 5倍パワーメイト /NexImage)2009/9/7 22:521/20, 2140フレームコンポジット2009/9/7 23:241/20, 1514フレームコンポジット木星の自転はほんとに速い。メティウス付近747フレームコ...
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ミニボーグ60EDによる木星

ガイド用に購入したミニボーグ60EDだが、6cmの屈折でどの程度惑星の拡大撮影が行えるのか試そうと思い、昨夜、NexImageにて木星の撮影を行った。ミニボーグ60EDによる木星撮影機材の接続は上の通りで、鏡筒の後に2インチホルダーを介してビクセンのフリップミラー、M42ヘリコイドT、Tリング->31.7mm接眼アダプタを付けて、その後にバローレンズ、WEBカメラ(NexImage)の順となっている。見ての通り重心がかなり後側に片寄った状態となっている。私はM57のヘリコイド...
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木星と天王星の撮影

これまで天王星と海王星については拡大撮影をしたことがなかったので、それらの惑星の撮影を試してみることにした。撮影に用いた鏡筒はFLT98(D=98mm,f=618mm)で、拡大には5倍パワーメイトを用いた。撮影日は9月1日の22時頃である。まず天王星についてNexImageでの動画撮影を試みたが、シャッタースピードを最も遅い1/5にしてもノイズの中に何とか確認できる程度にしか写らなかったので断念した。もちろん海王星は全く写らなかった。そこで、カメラをKissX2に替え、同じく...
星野

いて座付近の天の川

いて座付近の天の川 (Kiss X2・f=50mm)【環境】2009/8/14 20:49 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 50mm F3.5【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 5コマ8月14日夜に砥峰高原にて撮影した、...
星景

いて座~わし座の天の川

いて座~わし座の天の川(Kiss X2・f=17mm)【環境】2009/8/14 23:22 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 17mm F3.5 / プロソフトンA使用【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 2コマ【処理法】...
星野

2009/8/22 砥峰高原

昨夜、予報では晴れ~曇りという微妙な状況だったが、とりあえず新月近くの週末ということで砥峰高原に遠征した。メンバーは私とりんしゃんさんの2名のみ。川上から砥峰高原へ上がる道が通行止めになっていると思っていたので、今回も峰山高原回りで行くことにした(実は、もう開通していたことが現地に着いてから分かった)。途中、神崎南インターから峰山高原までの道で激しい夕立に遭い、19時半頃に砥峰高原へ着いてからも雨が断続的にバラバラ降ってくるという、最悪の出だしであった。仕方なく車の中で晩ご飯...
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NexImageとQcam S7500を、木星撮影にて比較

現在私が天体向けに用いているWEBカメラは、セレストロンの「NexImage」とロジクールの「Qcam S7500」である。NexImageとQcam S7500NexImageはオードガイドシステムである「ガイドウォーク」に用いるためにセットで購入したもので、天体向けとして作られているので無改造で31.7mmの接眼部に差し込んで使うことが出来る。センサーはCCDだ。一方S7500は一般的なWEBカメラでセンサーはCMOS。望遠鏡に接続するためにレンズの除去と31.7mmバレ...
未分類

メシエ天体観測状況(3)・全M天体観望完了

2007年の夏から、メシエ天体(M天体)を全て手動で導入して観望するという目標を立てていたが、この春におとめ座銀河団辺りの系外銀河をまとめて見た後、残りはM110のみとなっていた。M110は正式なM天体ではないが、やはり見ていないと気にかかる。しかしM31やM32は観望の記録があるのに、何故近くのM110を見た記録が無いのかは分からない。単なる記録漏れかもしれない。その後ずっとM110を見る機会がなかったが、先日砥峰高原へ遠征した際にやっと見る事が出来た。これで本当に全M天体...
星野

2009/8/14 砥峰高原

昨夜は久しぶりに夕方から快晴となったので、砥峰高原へ遠征した。メンバーは私とA(2)さんのみ。先日の豪雨の影響で川上から砥峰へ上る道が通行止めになっているので、峰山高原の方から迂回して行くことにした。また、月の出が23時過ぎと早く、時間があまりないので、薄明中に到着するようにした。現地に着いてみると、雲一つ無い快晴で透明度も良好。久しぶりの好天である。早速スカイメモRをセッティングして、薄明終了からすぐに撮影を開始した。南天の天の川KissX2 / タムロンA16 17mm ...
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