機材

散光星雲

NGC2174 モンキーフェイス星雲

NGC2174 モンキーフェイス星雲 (オリオン座の散光星雲) 視直径40′【環境】2025/3/22 19:13 ~ 22:09 / 兵庫県明石市/気温 15℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.3【光学系】R200SS + コレクターPH(760mm F3.8)/ Quad BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM【ソフトウェア】<撮影>N...
系外銀河

IDAS DTDフィルターによる光害地での系外銀河撮影(しし座トリオ銀河)

しし座の系外銀河 M65(右下)・M66(左下)・NGC3628(上)【環境】2025/1/26 0:44 ~ 5:30 / 兵庫県明石市/気温 4℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.2【光学系】R200SS + コレクターPH(760mm F3.8)/ IDAS DTDフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM【ソフトウェア】<撮影>N.I.N....
機材

R200SSの接眼部強化

約3年前の2021年秋に導入したビクセンの20cm短焦点反射望遠鏡、R200SS。自分にとって初めての反射望遠鏡ということで特に光軸調整に難儀しながらも、なんとか騙し騙し使ってきた。撮影対象はほとんどが系外銀河で、エクステンダーPHを併用している。コレクターPHも持っているが今のところあまり使っていない。光軸調整については必ずしもベストな状態には持っていけていないが、とりあえず見られる状態にはなってきている。また最近は「BlurXterminator」という強い味方が登場し、...
太陽

【機材】SKYMAX90(9cmマクストフカセグレン)

先日、Acuter Opticsの自動導入経緯台「トラバース」を購入し、6cm屈折であるBORG60EDを載せて太陽、月、二重星などを撮影してみた。一眼レフとの組み合わせで完全コードレスな軽量セットでの撮影はとても手軽で、ちょっとした隙間時間でも楽しめることが分かったが、やはり6cmの屈折ではちょっと物足りなかった。特に焦点距離はテレコンバータを用いても490mmしかない。太陽や月、明るい二重星は光量がたっぷりあるのだから、F値が暗くても焦点距離が長めの方が良い。そこで、トラ...
太陽

ACUTER OPTICS トラバースと6cm屈折による太陽撮影

ACUTER OPTICS の自動導入経緯台「トラバース」がセールで安くなっていて、税込み1万5千円弱で買えるので思わず衝動買いしてしまった。私は既に自動導入経緯台「AZ-GTi」を所有しているので本来は必要無いはずだが、AZ-GTiは様々な部品を付けて赤道儀化しており、経緯台に戻すのが面倒という事もあった。それに「トラバース」はAZ-GTiに比べて小さくて軽く、付属三脚と一緒に入れて持ち出せるケースも付いているのが魅力だった。これだけ合わせて1万5千円なら、もしあまり使えな...
散光星雲

コレクターPHの導入と、48mmフィルターによる周辺減光(その3)

前回の続き。これまでの経緯R200SS用にコレクターPHを買ったものの、所有する天体用フィルター径がほとんど48mmのため、コレクターPHの筒先(52mm)に52mm->48mmステップダウンリングを介して取り付けた。そうするとAPS-Cでも周辺減光がかなり増加してしまい困った。そこでフィルターをコレクターPHの後ろ側(カメラ側)につけるべく、「M56フィルター変換アダプター48/52」を購入したが、実はこのアダプターはコレクターPHとの併用は不可だった(購入前に気が付かなか...
機材

コレクターPHの導入と、48mmフィルターによる周辺減光(その2)

先日の続き。コレクターPHを買ったものの、所有する天体用フィルター径がほとんど48mmのため、コレクターPHの筒先(52mm)に52mm->48mmステップダウンリングを介して取り付けた。そうするとAPS-Cでも周辺減光がかなり増加してしまい、困った話。そこでフィルターをコレクターPHの後ろ側(カメラ側)につけるべく、「M56フィルター変換アダプター48/52」を購入した。M56フィルター変換アダプター48/52に「M56フィルター変換アダプター48/52」を付ける上の画像右...
機材

コレクターPHの導入と、48mmフィルターによる周辺減光

ビクセンR200SSを導入したのは約2年前(2021年秋)で、そのとき一緒に購入したのは焦点距離を1120mm(F5.6)に伸ばす「エクステンダーPHキット」のみだった(詳細は下記記事)。もちろんエクステンダーPHとコレクターPHを両方買うことが出来ればそれがベストだったが、両方とも結構高価で、どちらか一方しか買えない状況だった。そこでなぜエクステンダーPHの方を優先的に導入したかというと、まずは系外銀河を重点的に撮影したかったから。焦点距離を760mm(F3.8)にするコレ...
機材

GeForce RTX 3060で天体画像処理を高速化

導入の経緯現在私が自宅で天体画像処理などにメインで使っているPCは約4年前に組んだもの(詳細は下の記事)。CPUはRyzen 7 3700X (3.6GHz・8コア)、メモリはDDR4・64GBで、グラフィックボードはファンレスのGeForce GT 1030だった(ASUS GT1030-SL-2G-BRK GDDR5/2GB)。これは当時のローエンド品で、「グラフィック機能を内蔵していないCPUで、とりあえず映像出力する」程度のものでしかない。一応CUDAは動作するがメモ...
CMOSカメラ

デジカメ・CMOSカメラのセンサーのゴミ対策

厄介なセンサーゴミの魔の手につかまる5月15日に発売された「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」。当ブログから「A-1」名義でいくつか画像を提供している。詳細は下記記事参照。この本の中の「JUNZOの銀河星雲趣味スゴロク」の章で、著者のJUNZOさんが天体趣味・天体写真趣味をどのように進めてきたかを説明しているが、CMOSカメラによる撮影が一通り軌道に乗った段階で、センサーのゴミによる画像の黒い影に悩まされるようになったとの話がある。この件で相談を受けたとき、「やはり誰...
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