標準・広角レンズ

惑星

2008年10月19日 明け方の水星

昨日(19日)の明け方は快晴となり、東の空に昇ってきた水星を観測できた。水星は今月22日に西方最大離角となる。私は昨年(2007年)まで水星を意識して見たことがなかったが、昨年、国立天文台が実施した「惑星ぜんぷ見ようよ」キャンペーン(現在は終了)に参加するため、およ1年前の2007年11月、西方最大離角前後の時期に初観測を行った。我が家のベランダは南東向きなので、夕方よりも明け方のほうが観測しやすい。それに平日の夕方は普通は会社にいるため観測は難しい。また、この季節は夜明けが...
星景

【動画】昇るペルセウス座とおうし座

先日の砥峰高原遠征は終始薄雲に悩まされ、まともにガイド撮影をすることが出来なかった。しかし固定での連続撮影は出来たので、東の空へ昇るペルセウス座とおうし座を動画化した。雲は西から東へ流れるので、先月の「沈む夏の大三角」とは逆に、手前から向こうへ雲が流れている。昇るペルセウス座とおうし座このときはかなり湿気が多く、カメラレンズがすぐに夜露で曇ってしまう状況であった。そのため連続撮影時間を長くできなかったのが残念である。動画の終わりの方で星が暗くなっているのはレンズの曇りの影響で...
星景

薄明中の撮影

昇る冬の大三角とオリオン座(薄明)2008-09-06 04:44 / 兵庫県加古川市Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F4.0 / 15sec. 45枚合成(比較明)ISO400固定撮影ステライメージによる処理私は薄明中に撮影した夜明け(または夕暮れ)の雰囲気のある写真が結構好きで、ヘール・ボップ彗星の写真も、夜明けの赤みがかった空を昇っていくところを写したものが一番気に入っていた。夜明けの空に昇るヘール・ボッ...
星景

動画作成の試行(冬の大三角)

昇る冬の大三角とオリオン座天体写真をデジカメで撮ることによって一般的になった手法として、先日試してみた「比較(明)」合成があるが、「動画」についても同様だと思う。連続で撮影した画像をパソコンでパラパラ漫画のようにつなぎ合わせると、星が動く動画になる。今回は、冬の大三角の光跡を撮るのに使った画像を流用して動画を作成してみた。そのため画像が縦長であり、動画としては少々見づらくなってしまった。やはり動画は横長で見るのに慣れているからであろう。とりあえず作ってみて思ったのは、静止画で...
流星

ペルセ群“遅”報

先月13日未明(12日夜)のペルセ群観望のときに「写真も撮ったが流星は写らなかった」と書いたが、先週、生データを整理するために再度チェックすると、一コマのみ写っているのを見つけた。大変暗いので見逃していたらしい。流星の方向からしてペルセ群流星のようである。2008-08-13 02:13:00 / 加古川市Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F3.5 / 30sec.ISO800固定撮影撮影に用いたレンズは開放でも...
惑星

天王星と海王星

休日が終わり、平日に入ったとたんに安定した晴れの日が続き、もどかしい気分である。夕方、接近中らしい水星と金星を見ようとして会社の窓から西空を見たが、周囲の建物に阻まれて見ることが出来なかった。平日には遠征にも行けないので、とりあえず帰宅してから望遠鏡(ED100Sf)を出し、A(2)さん、A(3)さんと共に海王星と天王星を観望した(アイピースは6mm、天頂ミラー使用)。肉眼では2等星ぐらいまでしか見えないので、双眼鏡とファインダーを使って星をたどりながら導入した。海王星200...
標準・広角レンズ

2008/09/06 砥峰高原

砥峰高原(ペルセウス座)2008/9/6 砥峰高原Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F4.0 / 30sec.ISO800固定撮影ステライメージによる処理昨夜、砥峰高原に星見に出かけた。参加者は私=A(1)と、A(2)さん、A(3)さん、そして学生時代の友人2人の計5人であった。友人らとの活動はここ10年ぐらい途切れていたのだが、久しぶりの再会となった。21時頃現地に到着したが、雲が多くガイド撮影は無理な状況であ...
星景

昇る冬の大三角とオリオン座(比較明)

9月に入っても蒸し暑い日が続くが、明け方にはもう既に冬の大三角が昇ってきている。その光跡をベランダから固定で撮影した。昇る冬の大三角とオリオン座(比較明)2008-09-06 04:04 - / 加古川市Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F4.0 / 20sec. 54枚合成(比較明)ISO800固定撮影ステライメージによる処理自宅は兵庫県南部の光害地にあり、普段は2等星ぐらいまでしか見えない(それでも、大阪・神...
星景

さよなら木星

自宅からの木星と南斗六星2008-09-01 21:31 / 加古川市Canon EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS18mm F11 / 30sec.ISO1600固定撮影私の自宅マンションのベランダは南東向きであるので、観望できる範囲は東から南に限られ、南中後の天体は見えなくなる(南東に昇ってきた天体を観望することになるので、「季節を先取り」することになる)。したがって、木星は一般にはまだまだ観望好機が続くが、我が家ではそろそろ見納...
星景

峰山高原と砥峰高原

峰山高原・砥峰高原(兵庫県神崎郡神河町)は、自宅から車で1時間強で行けることから、たびたび利用する星見スポットである。最近は峰山と砥峰を結ぶ道路もきれいに整備されて移動しやすくなった(しかしその反面、夜でも通行する車が増えて、ヘッドライトに悩まされることも多くなった)。近くて行きやすいのは良いが、それだけ光害の影響もある。特に東南~南は神戸・姫路方面の光害であまり良い状態とはいえない。それに最近だんだんと酷くなっている気がする。10年前には砥峰で冬の天の川が見えたこともあった...
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