眼視

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2020/11/8の火星

昨夜の火星。火星 2020/11/08 21:24 (JST)視直径は19秒角を下回り、最接近時と比べてかなり小さくなった印象。しかし今後10年間のどの最接近時よりも、まだ大きい(こちら参照)。まだ見頃が続いていると言える。しかしシーイングは相変わらず悪く、ピントが合っているかどうかわからない状況。眼視では、XW7mm(約300倍)で南半球全体が黒っぽくなっているのがすぐ分かる。目を凝らして詳細を見ると、中央は「シレーンの海」でこれははっきり分かった。西寄りに大目玉のような「...
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2020/11/4の火星

昨夜(2020/11/4)の火星。火星 2020/11/4 21:33 (JST)シーイングはかなり悪く、ピントも合っているのかどうか全くわからない状態。雲の通過も多かったので撮影タイミングも難しく、やめようかと思ったが、やめてしまうと結果はゼロなのでとりあえず何か出るだろうと思って撮影した。処理した結果の画像はやはりぼやけていて、詳細はよくわからない。中央経度が約170°弱ということで、2020/9/27の撮影分とほぼ同じになったようだ。9/27の画像は視直径が22秒角程度...
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2020/10/31の火星

昨夜撮影した火星。火星 2020/10/31 22:14 (JST)シーイングは悪く、薄雲の通過も多かったので撮影できるタイミングが限られていて、あまり良い画像にはならなかった。眼視では、セレストロンズームの8mm(270)倍で、赤道付近に帯状に広がるチュレニーの海とキムメリア人の海、および南半球のクロノス海を確認できた。これはパソコン上でのモニターのほうが分かりやすいのはいつも通り。もちろん処理済画像でははっきり分かる。視直径も20秒角ちょうどぐらいまで小さくなってきたが、...
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2020/10/27の火星

昨夜は一週間ぶりに火星を撮影できた。火星 2020/10/27 22:23 (JST)シーイングは相変わらず悪い。しかしこれからどんどん遠ざかっていくので、なるべく今のうちに撮影しておきたい。眼視では、セレストロンズームの8mm(270倍)で、赤道付近に横たわる2つの帯状の黒い部分(チュレニーの海、キムメリア人の海)がよく目立って見えた。画像では左端に大シルチスが見えているが、眼視では確認できなかった。また、キムメリア人の海の南(南極冠との間)にやや黒い部分があるが、これが眼...
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2020/10/20の火星

最接近と衝を過ぎたが、まだまだ明るくて大きい火星。昨夜は大シルチスが見えるタイミングで撮影した。火星 2020/10/20 20:49 (JST)火星 2020/10/20 21:51 (JST)シーイングは良くはないが、この季節では普通程度かもしれない。PENTAX XW7mm(約300倍)での眼視ではやはり大シルチスが目立って良く見えた。それから南半球に広がるチュレニーの海、サバ人の湾、ヤオニス海峡(?)が確認できた。ヘラス平原は大シルチスの南に位置しているが、眼視では単...
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2020/10/15の火星(衝の直後)

昨日(10/15)の夜、衝となった直後の火星を撮影した。正確には「日本時間で15日午前6時に衝」だったので、実質的には14日夜(15日未明)ということになる。そのためほぼ一日遅れとなったが、14日の夜は曇りだったので仕方ない。火星 2020/10/15 21:44 (JST)夕方から急に寒くなって風が強めで、シーイングはあまり良くなかった。画像処理では、相変わらず「リムの疑似模様(リング)」が派手に発生して目立つ(天文ガイド2020年11月号参照)。これは誤魔化すのも面倒なの...

New KDS 63-540鏡筒の試写と眼視

先日購入した「New KDS 63-540」の鏡筒で、試写と眼視観測をしてみた(月齢は12.7)。まず、撮影と眼視共通で言えることだが、ピント合わせがヘリコイドなので調整範囲が狭く、接続する機材を変えるたび、ピントが合うように延長筒などの組み合わせを変えて調整しなければならない。一度組み合わせが分かってしまえば問題ないが、最初はかなり煩わしい。ただし、ヘリコイドは固さも丁度良く、ピント合わせ自体は行いやすい。鏡筒は付属の経緯台ではなくSE2赤道儀に載せ、カメラはEOS Kis...
太陽

太陽黒点

今年に入ってから太陽黒点がぼちぼち出始めているようだが、これまでなかなか見る機会がなかった。そこで今日は、久しぶりにミザールの68mm屈折(f=1000mm)を出し、黒点を見てみることにした。ミザール D=68mm 屈折鏡筒黒点の撮影をするなら、アストロソーラーフィルターを付けて直焦点撮影するのが良いが、今回はちょっと懐かしい感じの「投影板」を使ってみた。太陽投影像画用紙を適当に切って、それを板に洗濯ばさみで適当に固定して投影すると、小さめの黒点が分かった。太陽投影像(高倍率...
遠出・遠征

2009/9/19 兵庫県多可町

9月の大型連休の初日だが、天気予報も割と良さそうとのことだったので、多可町へ遠征した。メンバーは私とA(2)さん、A(3)さん、りんしゃんさんの4人。多可町現地に着いたときは、雲も少なめで天の川も見えていたが、機材を出しているうちにどんどん雲量が増加してきた。晴れ間もあるが風が強くて雲がどんどん流れてくる状況だったので、スカイメモRによる星野写真はあきらめ、SE120による観望のみを行うことにした。先月までに全メシエ天体の観望を完了したので、暗いM天体を星図を見ながら頑張って...
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メシエ天体観測状況(3)・全M天体観望完了

2007年の夏から、メシエ天体(M天体)を全て手動で導入して観望するという目標を立てていたが、この春におとめ座銀河団辺りの系外銀河をまとめて見た後、残りはM110のみとなっていた。M110は正式なM天体ではないが、やはり見ていないと気にかかる。しかしM31やM32は観望の記録があるのに、何故近くのM110を見た記録が無いのかは分からない。単なる記録漏れかもしれない。その後ずっとM110を見る機会がなかったが、先日砥峰高原へ遠征した際にやっと見る事が出来た。これで本当に全M天体...
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