2020/10/27の火星

昨夜は一週間ぶりに火星を撮影できた。

火星 2020/10/27 22:23 (JST)
火星 2020/10/27 22:23 (JST)

シーイングは相変わらず悪い。しかしこれからどんどん遠ざかっていくので、なるべく今のうちに撮影しておきたい。

眼視では、セレストロンズームの8mm(270倍)で、赤道付近に横たわる2つの帯状の黒い部分(チュレニーの海、キムメリア人の海)がよく目立って見えた。画像では左端に大シルチスが見えているが、眼視では確認できなかった。また、キムメリア人の海の南(南極冠との間)にやや黒い部分があるが、これが眼視でははっきりと確認できた。ただ、ここの地名はよくわからない。

今回も、アイピースによる眼視よりパソコンのFireCaptureのモニター画面のほうが模様がわかりやすかった。アイピースは、物によってはブラックアウトしやすかったり、アイレリーフが短かったり、ピントの位置が人によって違ったりして、完璧な状態で覗くのは難しい。これからは、特に初心者には電視観望のほうが易しいかもしれない。ただし、電視観望は録画したものを見ているのと変わらないし、眼視は天体からくる光そのものをライブで見る感動という心理的効果があるので、やはりフリップミラーで切り替えて両方体験できるのが良いと思う。

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