月見会

今日は、A(2)さん、A(3)さんと一緒に、加古川市立少年自然の家・天体観測室で開催された「月見会」に参加してきた。ここは公共天文施設によくあるドーム型の観測室ではなく、大型のスライディングルーフに40cm~20cmまで4台の据え付け型と、数台の移動型大型双眼鏡や小型望遠鏡があり、参加者はそれを好きなように巡って観望を楽しめる。ちょうど「野外に望遠鏡が集結した状態」に近く、開放感があってなかなか良い雰囲気である。

据え付け望遠鏡も3台はクーデ式であり、小さな子供ものぞきやすいように配慮されている。もっと高価で大口径な望遠鏡をドームに一台だけ据え付けるよりも、このような開放デッキに望遠鏡を沢山並べるという考えには、私としても大変共感できる。

月齢12
月齢12

さて、今日は月齢12ということで、月と木星が主な対象であり、参加者は持ち込んだカメラを接眼部に当てて撮影をすることが出来た。私もクーデ式の20cmにコンパクトカメラを押し当てて適当に撮影したが、結構きれいに撮れた。さらに40cmで木星を撮ったが、これは本体の模様までは写らなかった。他の参加者の中には携帯電話のカメラで撮影している方もおられたが、最近の携帯電話のカメラはかなり性能が良く、月も木星もちゃんと写るようだ。

他には二重星団(h・χ)を10cmの双眼鏡で見せて頂いたが、やはり大型の散開星団は双眼で見るのが一番美しいと思った。

(スタッフの方々、いつもありがとうございます)

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