- 【環境】2009/4/30 1:47 – /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定
- 【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) – > 34mm F3.5
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 180sec x 5コマ
- 【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Elements5による画像処理
2009/4/29の夜、砥峰高原に遠征した際に撮影したはくちょう座の写真。
ただし、はくちょう座の全部ではなく「北十字」の部分のみで、翼の部分がはみ出している。
このあたりは夏の天の川が流れており、星の数だけでなく散光星雲も多い。IRカットフィルタ除去改造機で撮影すれば、北アメリカ星雲などの散光星雲がもっと鮮やかに写るはずだ(今回の画像も出来るだけ赤を目立たせる処理はしている)。
なお、下の画像は11年前にフィルムで撮影したものだが、赤い散光星雲がちゃんと写っている。
- 1998年5月30日 26時頃
- 兵庫県神崎郡大河内町(太田ダム)
- キャノンNewF-1、FD50mmF1.4->2.8
- 露出約10分:ケンコースカイメモRにて自動追尾
- フジカラーG400ACE
- プリントをスキャナで取り込み、画像処理(トリミング・色調など)
フジカラーG400というフィルムは、それほど散光星雲の写りが良いというわけではないと記憶しているが、それでも無改造デジカメよりは良いようだ。
それから、今回の撮影では輝星を目立たせるために「ケンコー PRO1D プロソフトンA」を使用している。これは比較的効果が弱いタイプとのことだが、今回のように星の多い領域に対しては、更にもう少し効果が弱いほうが良さそうだ。
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