DS星空ナビで日食のシミュレーション

最近は週末の天候に恵まれず4月末以来遠征に行っていないため、DS星空ナビもずっと使うことがないままになっていた。ちょっともったいないので、今月22日の日食のシミュレーションを試してみることにした。

場所の設定
場所の設定

まずはじめに場所の設定だが、私の(部分食)観測予定地の経度と緯度を入力した。ただし、DS星空ナビでの場所の設定は、あらかじめ登録された地点以外は地図上をペンでタッチして指定する方式になっている。そのため、あまり細かい数字を入れることが出来ない。これは手先の器用さにもよるが、私の場合、緯度経度とも0.5°刻み程度の精度でしか設定できなかった。この点については是非とも数字で入力できるように改良して欲しいと思う。もしかすると、DS星空ナビの精度があまり高くないので、地点についてもだいたいの設定で良いという考えかもしれないが、それでも気分的に少しすっきりしない。

日食の表示
日食の表示

さて、日食の表示自体は簡単にできる。太陽を画面中央にロックしておいて時間を変えると、太陽が欠けていく様子が表示される(時間の変更ボタンをタッチペンで押さえたままにしておくと、時間が連続的に進んでいく)。また、「青空・月明かり」の設定がOFFになっていると背景が黒くなってしまうので、これはONにしておいたほうが良い。

また、日時の設定には「リアルタイム」があるので、当日はこの設定にしておくと実際の日食の進行に合わせた表示が可能になる。といっても、部分食や皆既食の始まりや終わり、食分などは表示されない。したがって本格的な観測の補助としてはあまり有効ではないだろう。

奄美大島での皆既日食
奄美大島での皆既日食

なお、「天文現象」にはあらかじめ奄美大島での皆既日食が登録されている。この画面から場所を変更することも出来るので、実際はこちらからたどった方が早いかもしれない。

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