2011-02

系外銀河

M97(ふくろう星雲)とM108

おおぐま座の惑星状星雲M97(ふくろう星雲・光度11.2等・視直径3.2')と系外銀河M108(光度10.1等・視直径8.3') 【環境】2011/2/6 2:43 - /兵庫県多可町/気温 -4℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.2【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/...
拡大撮影

2011/2/26の土星

昨夜は2月にしては暖かだったが、やや風が強くシーイングはあまり良くなかったため、ピント合わせに苦労した。ARPLAの8コマスタック、および16コマスタックのプレビューを用いたが、それでもピントに確信が持てなかった。 動画の質も悪く、20fpsで180secの撮像の約3600フレーム中、900フレーム弱しか使えなかった。結果として、カッシーニの間隙もよく分からない画像となった。 2011/2/26 01:13:04(JST)シーイング 4/10William Optics FL...
星景

北天の日周運動(光跡有りの動画)

昨年12月11日の夜に兵庫県多可町に遠征した際、直焦点撮影の傍ら、別カメラを用いて三脚固定で北天を連続撮影していた。30秒露出で合計280コマ程度になるが、それが未処理のまま残っていた。 それで、今回はこの連続画像を用い、星の軌跡が伸びていくような動画を作成したいと思った。しかし、世の中の多くの動画作成ソフトにおいて、そのような機能は見掛けたことがない。その場合は仕方なく手作業ということになる。要するに、1コマ目から最終コマまで、順番に比較明で画像を重ねていく途中過程を全て静...
拡大撮影

今週の土星

土星が昇ってくる時間が徐々に早くなり、日付が変わる前から観測出来るようになってきた。昨年のこの時期はマンションの改修工事でベランダが使えず、土星をあまり見る事が出来なかったが、今年は5月ぐらいまでは見る事が出来そうだ。 今週は2/13未明、2/19未明に観測・撮影出来た。 画像の共通撮影データは下記の通り William Optics FLT98CF5X PowermateNexImageRegiStax5.1/ ステライメージ6 / Photoshop Elements8 ...
雑記

L’eclat(レクラ)の隕石チョコレート「輝seki(きせき)」

昨年末にレクラに新登場した、隕石チョコレート「輝seki(きせき)」。これも「天体チョコ」といえるだろう。 パッケージ。 内容はこんな感じ。チョコの「型」は2通りのようで、それぞれ材質と色を4通りに変えて、合計8通りの隕石を表現している。造形や質感はかなり良く、惑星チョコと同様、食べるのがもったいない。 左から・オルゲイユ隕石・タタフィン隕石・ヘンバリー隕石・パラソフカ隕石 左から・コスモクロア輝石のイメージ・ヤマト86032隕石・キャニオン・ディアブロ隕石・アエンデ隕石 私...
雑記

天体チョコレート

今年も天体チョコ(惑星チョコ)ネタの時機が到来。 天体チョコといえば、昨年記事にした「L'eclat(レクラ)」、一昨年の「Foucher(フーシェ)」が有名なようで、WEBで検索して出てくるのはだいたいその2つだ。しかし昨日、A(2)さんが地元の店で別の天体チョコを発見したらしく、確保してきてくれた。 これがパッケージ。 内容はこんな感じ。惑星が4種、天の川をイメージした長細いのが4本。しかし、四角錐(ピラミッド形)のは、いったい何? 惑星は、平板の上に半球が載っている、観...
散光星雲

カリフォルニア星雲は今ひとつ

昨年12月11日の夜、兵庫県多可町で撮影した「カリフォルニア星雲(NGC1499)」の画像処理をしたが、結果はあまり良くなかった。 まず、撮影時のチェックでは気がつかなかったが、強調処理をしていくと星雲に大きめのゴミの影が写り込んでいた。しかも、その位置が撮影コマ毎に微妙に移動しているようなのでやっかいだ。 撮影した画像上のゴミ ゴミが写ったフラットも撮っていないので、仕方なく手作業で修正することに。ステライメージの選択マスクを使い、試行錯誤で部分的に明るさを調整し目立たない...
星景

2011/2/5 兵庫県多可町

昨夜は真冬とは思えない透明度の悪さで、春のような霞んだ空であった。しかし晴れは晴れなので、とりあえずりんしゃんさんと共に多可町まで行くことにした。 現地に到着後、空を確認してみたが、やはり普段より透明度がかなり悪かった。そういうわけで今回は淡い星雲の撮影はあきらめ、惑星状星雲とか系外銀河とか、写りやすそうなものを対象にすることにした。 撮影風景 なお、これまでガイド鏡はミニボーグ60EDを用いてきたが、今回からは、先日購入したケンコーの63mm(f=540mm)鏡筒を用いる事...
拡大撮影

木星の拡大撮影記録まとめ

最近の木星は、日没後の西空でどんどん高度を下げており、もうそろそろ見納めになりそうだ(我が家の南東向きのベランダからは、昨年11月で見る事が出来なくなっていた)。 一区切りということで、2009~2010の拡大撮影画像のまとめを作った。 元々オートガイド用にNexImageを購入したことから、ついでになんとなく始めた木星撮影だが、2009年には衝突痕の出現、2010年には南赤道縞の消失と復活の兆し(暗柱)など、色々あって面白かった。 木星は月があっても光害があっても撮影出来る...
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