- 【環境】2012/2/18 23:50 – /兵庫県多可町/気温 -6℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.9
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS Kiss X2(IDAS改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ケンコーD=63mm f=540mmガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>iAG<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 600sec x 4コマ
- 【処理法】
- RStacker(0.2.0)でダーク減算(フラット処理無し)
- Lightroom3.5で現像
- ステライメージ6.5,Photoshop CS5 による処理
- 4×4 ソフトビニング、更に縮小・トリミングなし
2月18日に多可町で撮影した「くらげ星雲(IC443)」の画像を処理した。
この星雲はふたご座のカストルの足元、μ星とη星の間にある(画像内の2つの輝星のうち、左がμ星、右がη星)。写真では赤く写るが、超新星残骸とのこと。
形が「くらげ」に似ているのでこの名前がついているが、光害地ではくらげの足(触手?)の部分がなかなか写らない。
今回は10分x4コマしか撮影できなかったので、露出時間が不足気味。また町に近い多可町での撮影なので光害もあって、淡い星雲であるIC444の写りが悪かった。光害カットフィルターを使ったほうが良かったかもしれない。
画像処理も難しく、色ムラや色の偏りがあっても、それが本当に星雲の分布によるものか、光害や薄雲通過によるカブりなのか、フラット処理をした際の誤差によるものか、切り分けが出来ない。色々迷っているうちにかなり時間を費やしてしまった。
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