- 【環境】2013/8/10 22:23 – /兵庫県神河町大河内高原/気温 22℃/光害レベル:SQM-L測定値=21.4
- 【光学系】FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/笠井ガイドファインダー60/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>EOS Utility<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 300sec x 10コマ
- 【処理法】:RStackerによるダーク減算・フラット補正、Lightroom 4.4による現像、ステライメージ7で加算平均、ステライメージ7、Photoshop CS6で調整。3×3ソフトビニング・トリミング有り。
8月10日の夜に大河内高原内で撮影した、たて座のM11とNGC6704の画像を処理した。
M11は集中度の高い散開星団で、野鴨星団(Wild duck cluster)と呼ばれている。野鴨が群れている様子に例えられたものだそうだ。
NGC6704はM11の約1°北にある小さな散開星団だが、天の川の星々に埋もれてしまって分かりにくい。
この辺りは夏の天の川の濃い部分で、多くの暗黒星雲が存在している。M11の北側、NGC6704近辺には大きな薄い暗黒星雲が広がっているが、これ全体がB111のようだ(下は星雲・星団の番号入り画像)。
今回撮影した画像はどうもピントが甘かったようで、星像が若干ぼやけてしまっていた。そのため、M11単体ではなく、縮小率を上げてNGC6704と共に広い範囲の画像として処理した。
なぜ撮影時のチェックで気が付かなかったのか分からないが、星団の画像で星像がぼやけてしまっては話にならないので、注意したい。
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