- 【環境】2020/3/21 0:01 – 1:16/兵庫県明石市/気温8℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.8
- 【光学系】FLT98CF直焦点(618mm F6.3)/ SVBONY CLS + ZWO IR/UVカットフィルター
- 【カメラ】ASI183MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.82/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度 0℃・ゲイン150・オフセット30・180sec x 19コマ/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
- 【処理法】
- ステライメージ8によるダーク減算、フラット補正、デベイヤー
- FlatAideProによるシェーディング補正
- ステライメージ8による加算平均
- Photoshop CC、ステライメージ8による調整
- 2×2ソフトビニング、トリミング
今年はじめに購入した、センサー画素ピッチが2.4μmと細かいカメラ「ASI183MC Pro」による試写を、これまで系外銀河(M106, M51)と惑星状星雲・散開星団で実施したが、今回は球状星団を狙ってみた。
とりあえず球状星団の試写で撮影対象候補となるのは大型のM3、M4、M13などだが、今回は時間帯的にM13はまだ高度が低かったのでM3とした。
細かいセンサーピッチで球状星団の中心部まで細かく分解できるかと思ったが、カラーセンサーのためか、ピクセル等倍ではボヤケたイメージだったので2×2ソフトビニングした。
下の画像は10年前に砥峰高原で、同じ光学系とEOS KissX2でM3を撮影したもの(ピクセル等倍)。
- 2010/4/17 砥峰高原
- 光害レベル:SQM-L測定値=21.5
- William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)
- Canon EOS Kiss X2 / ISO800
- 300sec. x6 コンポジット
- ケンコーSE2赤道儀
- miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー
- ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理
Kiss X2はセンサー画素ピッチが約5.2μmでASI183MC Proの約2倍強なので、ピクセル等倍にして、だいたい今回の撮影分と同じサイズになる。
ただし、今回の方は2×2ビニングしている分、解像感がある(これは画像処理のやり方によるところも大きいが)。
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