現在、火星と天王星が接近しつつある。最接近は1月20日深夜で、その時の角距離は1度37分程度となる。
下の画像は昨夜(2021年1月17日)19時28分の撮影で、角距離は2度19分程度。
- BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ノーフィルター
- EOS 60Da / ISO400 / 30Sec. /SE2赤道儀でノータッチ恒星時追尾
天王星は5.8等なので双眼鏡で楽に見えるはずだが、恒星と見分けがつかないので普段はなかなか見つけにくい(確信を持って同定しにくい)。しかし今回の接近では火星と同一視野に入るため、手持ちでも簡単に位置を確認できる。先日の「木星と土星の接近」に比べると地味な現象だが、日没後の高度もかなり高いし、気軽に天王星を見るチャンスといえる。
実際、この画像を撮った後に4cm8倍の双眼鏡を向けてみたが、簡単に確認できた。
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